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大変だ! ページ18

JK,TH「ヌナ〜!」


抱き着く2人を私も慣れてきたのか軽く受け流す。


JN「会いたかったよヌナ!」
NJ「久しぶり!」


2人ともニコニコしている。かわいいな。


JM「疲れたよヌナ〜」
YG「お疲れ」


本当に疲れた様子のジミンさんといつもと変わらないユンギさん。…とその後ろに様子がおかしいホソクさん。。


「ホソクさん?」


いつも元気一杯で挨拶してくれるのに、何だかぼーっとしている。


もしかして…


「ちょっとごめん…」


私は手を伸ばしてホソクさんのおでこに掌をあてる。


やっぱり…。


「熱出てる」


JN「えぇ!ホソガ大丈夫!?」


JM「早く休まないと!」


他のメンバーも心配している。


「そんなに高い熱じゃないから。とりあえず部屋で横になってて」


コクンと頷いてゆっくり部屋に向かうホソクさん。


ジミンさんが隣に付き添って行く。


私は常備してある漢方薬と水を用意してホソクさんの部屋に行く。


途中廊下でジミンさんとすれ違った。


伝染ると悪いからと部屋に入れてもらえなかったらしい。


念の為皆にも伝染ると悪いからホソクさんの部屋には入らないよう伝えてとお願いする。


コンコンッ


HS「はぃ」


「入るね」


ベッドで横になっているホソクさん。


各自の部屋はプライベートスペースなので私は頼まれた時に掃除機をかけるくらいだが、ホソクさんの部屋はいつもキレイだった。


でも今は脱いだ服がそのまま床に落ちている。


着替えて片付ける体力が残ってないんだろう。


「これ洗濯しとくね。あとこれ漢方薬なんだけど飲めそう?」


むくっと起き上がるホソクさん。


大人しく薬を飲む。


いつも賑やかなホソクさんがこれだけ静かだと調子狂うな。


HS「ありがとう。ヌナも伝染ると悪いからもう大丈夫だよ」


そう言ってまたすぐ横になるホソクさん。


「わかった。でもまたお粥持ってくるからそれまで寝ててね。何かあったら携帯で連絡して」


おやすみなさい、と小声で言って部屋のドアを閉めた。


リビングにはホソクさん以外全員が揃っていた。


いつもは部屋からほとんど出てこないユンギさんまで…。


「いま横になってます」


JK「疲れ溜まってたのかな」


NJ「俺振付練習ずっと付き合ってもらっちゃってたからな…」


JN「俺も…」


TH「大丈夫かな?」


YG「なんか必要なもんあったら俺買ってくるから」


JM「俺も手伝う!」


皆ホソクさんが心配なんだな…ちょっとほっこりしてしまった。

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作者名:よぞら* | 作成日時:2021年12月1日 14時

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