【黒バス】貴方に逢えたから【第一弾】

六花「いいと思うよー面倒だしー第十七話」 ページ19

六花side
さ、さっきまで鉄棒と格闘してたはずの少年が？！

六「ちょ、ちょっと！君！」

反応は無い

少女「ねーねー、もう帰ろー」

少年「そうだなー」

なんと、先ほどまで鬼ごっこしていた子達は帰ってしまった。

もうちょっと遊んでいてくれよ←

六「それより…や、やっぱ…！」

周りに大人の姿は見当たらない

私は見事にテンパり始めた

しかし、迷っている余裕は無い

私は、少年の方へ走り出した

砂場を飛び越え、少年の無事を祈った

そして、渾身の一歩を踏み出そうとした瞬間…


・



・



・

それまで、ピクリともしなかった少年が、勢いよく起き上がった

そして、潤んだ瞳でポカンとこちらを見つめている

あぁ、良かった。大した事じゃないね。

血も出ていないし、顔色も良い。

いやぁ、ほんとよかっ……


ゴギッ！


…しまった…そうだった…

あぁ、少年よ、せめてあまり見ないでくれ

六「うぎゃあああああ！」

私は情けない悲鳴を上げ、公園の地面に突っ込んだ

………

………

………

………静寂

ミルク「と、言いつつ言ってるww第十八話！」→←和沙「第十六話ーってもうこれ言わなくてよくね？」

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