あの人に抱きついたらどんな反応をするのか実験してみました。[黒バス]

14 消える少年に抱きついてみた。 ページ15

これから図書室に、先週借りた本を返しに行きます!


黒子君がオススメしてくれたこの本、凄く面白かったなぁ!


たしか、今日の図書委員って黒子君だったはず・・。


よし、実験しよう!放課後だし、図書室には誰もいないでしょ!


・・ガラッ


貴「黒子君、いるー?」


黒「あ、Aさん。どうも」


黒子君は本棚に本をしまっているところだった。


貴「あのね、黒子君がオススメしてくれたこの本、凄く面白かった!続き、ある?」


黒「喜んでもらえて良かったです。続きは・・・ちょっと待っててください」


黒子君はカウンターに本を取りに行った。


周りには・・・誰もいない!よし、今回は前から!


黒「Aさん、どうぞ。続きです」


いつのまにか私の隣に黒子君が立っていた。


貴「ありがとう!」


・・・ぎゅ


黒「A・・・さん?」


声からして驚いてるっぽいな・・黒子君。


黒「・・・」


あれ?どうしたんだろう・・・。


そう思って私は黒子君の体から手を離した。


貴「黒子君・・?」


黒「あ、Aさん。どうかしたんですか?」


黒子君は、今まで何事も無かったかのように聞いてきた。


貴「どうかしたんですかってこっちの台詞だよ!」


黒子君は抱きつく前までと変わらない表情をしている。


黒「本当のことを言うと・・・少し、驚きました」


いや、全然驚いているように見えないよ!?


結果

黒子 テツヤに抱きつく=(本人によると)少し驚いている(らしい)

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