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EP225 ページ39

氷「ん?何がニコ?付き添いありがとう藤ちん☆」

氷室さんは私とあっ君が話す為にわざと買出しを頼んだのに

それを敢えて言わない所はスマートな対応だ

氷「もう少しで試合が始まるよ

…なぁアツシお前が言う赤司君の眼の事なんだが…」

紫「赤ちんは黒ちんのスタイルを見出したんだ」

氷「つまり…人の隠れた才能を見出す力のようなものかい『眼』とは?」

紫「ん〜ん…

まー赤ちんそーゆーのもすごいけど試合でのはまた別

…すべてを無力にするOFもDFも

そんな…カンジの力だよ」

あの眼で見られると萎縮してしまい

上手く言葉が出てこない

反論したくても出来ない

しどろもどろになるだけだ…

あの眼を見てから…私は…人物画が描けなくなった…

第3Q開始早々

緑間君のマークは…カレだ

2人並ぶと身長差は結構ある

両チームエースの1on1

氷「間違いなく勝った方に流れが傾くな」

動いたのは緑間君だ

ノーフェイクでいきなり3P!

氷「高さ勝負か!タイミング的にも完全に虚をついた!」

 ゾクっ!

一瞬だが…あの眼になった

カットされたボールはカレが持った

氷「バカなあのタイミングで…!?

青峰君並の高さと速さで届くならまだしも…

飛ぶ前にカットするなんて…反応が…速すぎる!」

紫「…速いんじゃないよ視えてるだけ

赤ちんの眼はどんな些細な動きも逃さず見透かす

呼吸、心拍数、汗、筋肉の収縮相手の全てを」

貴「……」

赤『逆らう者は何人たりとも

見下ろす事を許さない』

紫「あの眼の前ではすべての動きは先読みされる

あらゆる技は封殺されどんな守りも

立っていることする許されない…」

貴「…カレは…相手の未来が視える…そうです」

試合は無情にも進んでいき

洛山63:49秀徳で第4Qが始まった

カレは眼を使いスクリーンをかわし

シュートもドリブルもそして…パスさえもカットする

DFも…カレの前では動けずしゃがみこんでしまう

貴「あれって…どうしてしゃがみこむんですか?」

氷「『アンクルブレイク』と言ってね

高い技術を持つ高速ドリブラーが

相手の足を崩し転ばせるんだ

相手が軸足に重心を乗せた瞬間に切り返して

起こせる現象なんだよ」

紫「…エンペラーアイ

あの眼がある限り赤ちんが負ける事は…ない

…少なくともオレはそう思う…」

貴「そんなの…まだ…分かんないよ」

紫「藤ちん…」

カレを止めにきた緑間君でさえも

アンクルブレイクでしゃがみこんでしまい

20点差をつけられた

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ゆい(プロフ) - 絶対読みます! (2020年8月1日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいコメントありがとうございます.。゚+.(・∀・)゚+.゚頑張って書いてますので更新したらまた読んで下さい(●´ー`●) (2020年8月1日 20時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです!更新頑張ってください!応援してます!この (2020年7月31日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2020年7月31日 20時

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