深紅の君に…5

EP219 ページ33

黒「たまにはやりたくなります

起きるの早いですね

寝つき悪かったですか？」

貴「なんか緊張しちゃって…

選手じゃないくせに一丁前だよね笑」

黒「選手じゃなくても仲間ですよ

緊張するのは当たり前です」

貴「！！…ありがとう

朝ご飯作ったんだ♪食べよ？

支度した？バッシュとか」

黒「あ。それなんですが…

寝る前にしてたらバッシュがあんな事に→」

指差す方を見ると

！！

貴「な、何あれ！？壊れてるじゃん！」

黒「はい。予備も今なくて」

貴「た、大変っ！カントクに電話しなきゃ汗」

黒「朝早くに迷惑ですよ

朝食後電話しましょう

…朝から大量に作ってないですよね？」

貴「源は担いだよ♪」

テーブルの上の食事を見るとテツ君は

黒「ハァ…朝から食べる量じゃないですよ汗

それにハムカツって…胃もたれします」

貴「勝つ！サンドだもん！

試合は夕方からだからもたれても消化する時間あるよ！」

黒子母「そうよ！テツヤは普段食べなさ過ぎよ！

大事な試合なんだからしっかり食べて行きなさい」

黒「ハァ…分かりました

顔を洗ってから食べます」

テツ君は黙々と食べ始めた

貴「美味しい？」

黒「美味しいです…って言わないと怒りますよね？」

貴「うん♪」

黒「勿論美味しいですよ

朝から重たいメニューですけど…

願掛けしてくれたのは嬉しいですよ」

貴「勝とうね一緒に」

黒「はい」

食後すぐにテツ君はカントクに電話した

……

黒「とてつもなく怒られました汗

集合時間には遅れないようにとの事です」

貴「私も一緒でいいのかな？」

黒「んー…ボクのサイズとデザインはありふれてますから

すぐに買って合流出来ると思います」

貴「じゃあそれなら…」

♪"〜

ん？メール？

【相田リコ】

カントク？どうしたんだろ？

リ『もう1人バッシュが壊れた奴がいる怒

コンビ揃って予備もない怒！

悪いけどAちゃんも付き添ってくれない？

そんでバ火神と連絡取ってくれる？』

え！？大我も！？

こんな事まで息ピッタリ揃わなくても汗

貴「ハァ…気が合うというか…

テツ君！私もバッシュ買うの付き添う

大我もバッシュ壊れたから3人で買ってこいだって」

黒「火神君もですか？そんな所まで合わせる気はなかったんですが汗」

貴「大我に連絡するね

えーと…」

待ち合わせを決めてテツ君と向かった

火「つーかなんでオマエもバッシュ壊してんだよ！？」

黒「それはこっちのセリフです」

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