EP208 ページ22
火「マジか…そんな事があった…のか」
貴「赤司君の一言が効いたのか彼はそれから
一切関わって来なかった
あの後みんなに赤司君との関係を話して
ショーゴ君が近寄らないように気をつけてくれてた
…彼と再会するまで忘れてたくらいの話で…」
火「そんな事ねーよ!
忘れたいくらいイヤな思い出だろ?
それなのに悪い…思い出させちまって…
また怖い思いさせて…
情けねーな…オレ
何も出来なかったわ」
貴「そんな事ない
氷室さんの言うとおり大我が手を出したら
大変な事になってた
だから我慢してくれてありがとうニコ」
火「…手出してくんね?」
貴「?うん?」
ギュっ
出した手を強く握られた
火「気づいてねーかもだけど手震えてる
オレにはこんな事しか出来ねーから
紛らわす程度だけど…繋いでくんね?」
気付かなかった
手や肩が震えてる事に
握られた手は大きく温かい
ホッとする…
貴「ありがとう。こちらこそお願いします」
大我は黙って頷きみんなの所まで戻った
貴「大我連れてきました」
黒「遅かったですね?話はできましたか?」
火「黒子…オマエ灰崎祥吾ってヤツ知ってるか?」
黒「!!?なんでその名前を?」
貴「さっき会ったの
今からきー君の対戦相手なの」
黒「!!Aも会ったんですか!?」
貴「うん…」
黒「大丈夫でしたか!?何かされてないです!?」
火「絡まれた」
言わなくていい事を汗
黒「なっ!?ケガは!?」
貴「ないです
イヤな思いはしたけど…きー君が倒してくれるって
そして明日試合しようって約束してくれた」
黒「そうですか(いつの間にか呼び方が戻ってますね
黄瀬君に対して気持ちが戻ってきたみたいですねニコ)」
火「なぁ…どんな奴なんだ灰崎は」
黒「…自分勝手でとにかく制御がきかない人でした
けどそれでも一軍レギュラーだったのは事実です
強いのは間違いありません」
貴「今でこそ圧倒的な強さで神格化されてる
帝光中学校と"キセキの世代"ですが
最初からそうだった訳じゃないです…
寧ろ強すぎるが故に逆恨みや反感も強く
ヒールに近い印象もつきまってました」
日「オレらは直接戦った事はないし
あくまで噂程度の知識だが灰崎の凶暴性は
それを助長していた原因の1つかもな」
木「まぁ間違ってはいない…かな?」
小金「あっ!別に黒子を悪く言ってるわけじゃないからな!」
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ゆい(プロフ) - 絶対読みます! (2020年8月1日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいコメントありがとうございます.。゚+.(・∀・)゚+.゚頑張って書いてますので更新したらまた読んで下さい(●´ー`●) (2020年8月1日 20時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです!更新頑張ってください!応援してます!この (2020年7月31日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2020年7月31日 20時