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EP205 ページ19

灰「オイオイいきなりオレにボール投げつけるなんて

いい度胸だな…リョータ」

ボールが飛んできた方を見るときー君が立っていた

黄「どーもっス。ショウゴ君

…とりあえずAっち離せよ」

灰「オマエも相変わらずAにご執心だな

離す訳ねーだろーが」

貴「そういうつもりは一切ないってあの時も言ったから」

ボールを掴んだせいで腕が緩み自力で抜け出せた

火「A!平気か?!

オイ黄瀬!アイツと知り合いなのかよ!?」

黄「まあ…そっスね

名前は灰崎祥吾

帝光でオレが入部する前までスタメンだった奴っス

そして…赤司っちにバスケ部を強制退部させられた選手っスよ」

貴「実力はあったんだけど見ての通り暴力沙汰がたえなくて…」

黄「そんでオレとほぼ入れ替わりで姿を消した

…のはずなんスけど…

どーゆー風の吹きまわしっスか?」

灰「別に復讐的なそれらしい理由なんてねーよ

強いて言えばただのヒマつぶしだ

バスケなんてどーでもいいが

オレが辞めてから”キセキの世代”とか

やたら騒がれるようになったからよォ

お前ら5人のうち1人からもう一度その場を

奪っちまおうと思ってなァ

ふと思い出して取り返しに来ただけだ

実際オレはスタメンだったわけだし

倒せば誰も文句は言わねーだろ

それに次の相手がお前ならなおさらだぜリョータ

なんせお前はオレに一度も勝てないまま

うやむやに5人目と呼ばれるようになったからなぁ?」

貴「きー君はちゃんと実力もあって

ショーゴ君がやめなくても5人目に入ってた」

黄「Aっち…アイツと再会して大丈夫っスか…?

フラッシュバックしてない?」

貴「うん…平気…」

黄「そう…スか

オレが…灰崎を責任もって倒すから

この場はここで収めてほしいっス

“キセキの世代”なんて名前にこだわりはないスけど

それでもあんたみてーのにホイホイやるほど

安く売ってねーよショウゴ君」

灰「買わねーよ言ったろリョータ?

欲しくなったからよこせっつてるだけだバァカ

A!あの時奪い損ねたのは悔しかったぜ?

今回は奪ってやるから

楽しみに待ってろニヤ」

ゾクっ!

悪寒が走った

奪う…そんな事されたくない

彼が居なくなってやっと呼吸ができた

火「A!大丈夫か!?」

貴「平気」

黄「Aっち

強がらなくていいよ?イヤな思いさせて

ゴメンネ」

貴「ボール投げてくれたから抜け出せるきっかけが出来たよ

次の相手…ショーゴ君っていつから知ってたの?」

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ゆい(プロフ) - 絶対読みます! (2020年8月1日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいコメントありがとうございます.。゚+.(・∀・)゚+.゚頑張って書いてますので更新したらまた読んで下さい(●´ー`●) (2020年8月1日 20時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです!更新頑張ってください!応援してます!この (2020年7月31日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2020年7月31日 20時

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