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EP198 ページ12

紫原side

オレだけじゃなくみどちんも調子がいいみたいだ

けどぜってぇオレの方が確実に点を決められる!

調子の良さは日毎に増していき

だんだん周りと差が出てきた

1軍はポテンシャルが高いけど

今のオレには物足りない

貴「んー…スランプってこと?」

紫「ちがーう!寧ろ真逆!絶好調!」

悶々とした気持ちを吐き出すのは藤ちんしか居なかった

貴「ゴメンゴメン汗

でもみど君もこの間言ってたよ?

3Pの調子が良過ぎてセンターラインからの

シュートを猛練習してるんだって」

紫「ふーん」

いつそんな話したんだろ?

オレの知らない所で藤ちんはどんどん

周りと仲良くなっていく

赤「A」

赤ちんが廊下から顔を出した

貴「あ!征君//!どうしたの?」

赤「少し手が空いてねニコ

生徒会の資料を今から纏めるから手伝ってくれないか?」

貴「もちろん//ニコ

あっ君話の途中なのにゴメンネ汗

調子がいい時は油断しやすいから

ケガに注意してね?」

廊下へ走った背中を見送った

黄「あーAっち出て行ったんスね汗

せっかく女子達をまいてきて紫原っちと

3人でおしゃべりしようと思ったのに泣」

紫「…ムリだよあの顔みれば…」

黄「へ?どんな顔?

あ!ちょっと紫原っち!」

黄瀬ちんが後ろでキャンキャンしてるけど

今はそれに付き合ってられない

…なんとなくだけど藤ちんは…

赤ちんの事を気になってる

いや…もう好きなのかも

いつからか赤ちんと藤ちんは急速に仲良くなった

知らない事が多過ぎる

…それは当たり前なんだろうけど…

モヤモヤが苛立ちに変わる

バスケに対しても前のような楽しさは

消えていった

全中の予選が始まったが負けるなんてありえない

オレの気持ちに反して絶好調なんだよね

だからさっちんが初戦突破おめでとー!

って言われたけど別にって

その頃から普段はモメないのにバスケの事で

黒ちんとモメ始めた

才能がない奴がバスケ続けるなんて無駄だよ

好きだけでやれる競技じゃないっしょ

藤ちんも同じ考えなのが余計に苛立った

藤ちんだって絵に関しては才能の持ち主じゃん

オレの気持ち分かるよね?!って問い詰めた

貴「…才能があるのは素晴らしい事だと思う

けどその前に好きでなきゃそこまでに達するなんて

出来なかったと思う」

才能は天性のモノだよ

好きで努力しても才能なんかに勝てる訳ないっつーの

これ以上モメたくなくて話をやめた

全中決勝は手こずる場面があったけど

2連覇した

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ゆい(プロフ) - 絶対読みます! (2020年8月1日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいコメントありがとうございます.。゚+.(・∀・)゚+.゚頑張って書いてますので更新したらまた読んで下さい(●´ー`●) (2020年8月1日 20時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです!更新頑張ってください!応援してます!この (2020年7月31日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2020年7月31日 20時

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