帝光のもうひとりのマネージャー2【黒バス】

せんぱい ページ36

医務室に行って

備え付けのベッドの端に座る先輩



氷を準備して足を冷やす




「つめたっ」


『あ、すいません…』


「いいよ、続けて」






足の様子から見るに

結構重要な筋を痛めてるようだった






『足少しでも動かしたら痛いですか？』


「ああ」


『じゃあ足首だけじゃなくてふくらはぎの筋もいってるかもしれませんね』


「わかるのか？」


『え、あっいや…』





あってるのかわからないけど

なんとなくそんな気がした




とりあえず手当てをしてもらう


その間、先輩は心配そうな顔だった






『心配ですか？試合が』


「たりめーだろ

　今決勝だぜ」



『負けませんよ、先輩方なら』



「…だよな」





とはいっても先輩はパワーフォワード

点をとるには欠かせないポジションだ






『誰が交替したんですか？』


「青峰」


『大輝！？』



「あいつ強いからな

　大丈夫だとは思うが一年を早くから使いすぎだろ監督…」






先輩は少し複雑そうな顔を浮かべてた

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