32話 武道side ページ32
場地君のことは守れなかったけど、マイキー君が手を染める未来は変えられた
でもAさんはそんな未来は望んでいなくて、
ただただ場地君が死なずにすむ未来だけをひたすら願っていた
「(本当にタイムリープしてる…！」
気がついたら学校にいた俺は、すぐさま校舎を飛び出した
今8月じゃん！
てことは場地くんも…！！
とりあえず俺はAさんの家に向かった
今度こそ場地くんも生きてる未来に変えよう
稀咲の思惑も分かったし、何が起こるかも展開はわかってる！
次こそは絶対に、
「あ！Aさ…！ｯて、え？！」
「え？なんで武道記憶あるの？」
インターホンを押して数秒後、ガチャっと音を立てたドアを勢いよく引いた
しかし出てきたのは予想外の姿をしたAさん
ノースリーブに短パンで出てきたAさんは、ずるっと肩から落ちるヒモをくいっとあげた
「き、気付いたら戻ってて！！ていうかすみません急に押しかけて…もしかして寝てましたか？」
あれ？よく見たらAさん雰囲気違うな
髪染めてるし、もしかして首に刺青してるのか？
「まぁちょっと…私は朝には目が覚めてたけど武道はいつ気付いたの？」
「俺は本当にさっき…学校終わってから気付いて、」
なんかAさんの雰囲気、あの人に似てる
嫌な予感というのは当たるもので、じっとAさんの首を見ているとリンっという音と共にAさんは誰かに引き寄せられた
「誰こいつ。Aの元カレ？」
「え、なんで…ｯ？！」
なんで一虎くんがここにいるんだ？！
この時はまだ出会ってなかったはず…
驚く俺にAさんはちょっと待ってて言ってドアを閉めた
数分後、今度は黒龍の特服を着て出てきたAさんは一虎君にいってきますと言ってドアを閉めた
何で？どうして？…その首は一虎くんと同じじゃないか
「今回は2人分の生活費稼がないといけないから大変だよ〜」
「な、何言ってるんですか…ｯ
とりあえず今からマイキー君に会いに行きましょ！また紹介する形でもいいから、」
「いや今回は東卍には入らない」
「え…」
「芭流覇羅に入る。だから東卍にはいけない」
まてまて全然意味がわからない
だってAさんは場地さんが好きで…
言葉に詰まる俺にAさんはごめんっと呟いた
「一虎につくよ。それで場地が生きてくれるなら何だっていい」
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餃子(プロフ) - 微生物さん» 了解しました！ご指摘は有り難い事なので言って頂けて嬉しかったです(^^)励みになりました！頑張ります！ (2022年4月9日 12時) (
レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - 早めの対応ありがとうございます！設定タグの方も「馬地」になってますので訂正お願いしたいです。何度もご指摘すみませんm(_ _)mこの作品結構好きなので今後も更新頑張って下さい (2022年4月7日 22時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
餃子(プロフ) - 微生物さん» うわ本当だ！ご指摘ありがとうございます、すぐになおします！ (2022年4月7日 20時) (レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - 「馬地」ではなく「場地」ですよ (2022年4月6日 18時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餃子 | 作成日時：2022年2月9日 14時
