文豪たちの観察日記 十一冊目【文スト】

文豪との逢引を断ってゲーセンにいるのを見られた日。*L様リク* ページ19

夢主はNARUTOの限定イベントの為に断りました。
イベントはキャラクターの作者サイン入り限定イラスト先着100名配布です。



中島敦
『ご、ごめんね。敦君！どうしてもナルトのイラストが欲しかったの…。』
「い、いえ。大丈夫ですよ。多分そんなところだと思っていたので…。」
苦笑いしていますが、怒ってはいなさそうですね。貴女が抱きついて
優しいところ好き！と言うと突然照れますが。



太宰治
『だ、太宰!?…ご、ごめんなさい。サスケの写輪眼イラストが欲しかったのよ！』
「大丈夫。そうだと思っていたのだよね。…君にプレゼント。」
何やら青い袋が…。貴女が慌てて開けると中には彼の強運で当てたサスケの
期間限定イラストカード。彼に抱きついて有難う！と言うと笑っています。



江戸川乱歩
『ごめんなさい。乱歩さん。今日はどうしてもサクラちゃんのイラストが…。』
「あー、はいはい。分かってるから。ところで、此れは何でしょうか?」
彼が貴女に差し出したのはサスケとサクラのツーショットイラスト。
先着10名限定イラストです。彼にはポッキー10箱をあげましょう。



芥川龍之介
『芥川君、此れには私の推しへの愛が試されたんだ！ヒナタ様の為なんだ！』
「五月蝿い。そんな大声で言わずとも良い。…今度は…断るとは言わせんぞ。」
貴女の推しへの愛を分かっている彼だからこそ許してくれました。
ちなみに後日彼から家に届いた小包が。中にはネジ兄さんとヒナタ様のイラストがあったそう。



中原中也
『ごめんね中也…。どうしてもテンテンのチャイナドレスイラストが欲しくてね。』
「嗚呼、はいはい。わーってるって。終わったなら今から飯でも食いに行くぞ。」
カッコいいなどこまでも。と貴女が腕に抱きつくと赤面してツンツンします。
でも内心はウザがられないか心配だったんですよね?



ドストエフスキー
『猪鹿蝶の限定イラストがあると聞いて…我慢できませんでした。済みません。』
「貴女の考えていることなどぼくにはお見通しです。此方をどうぞ。」
彼から渡されたのは貴女の最推し、カカシの幼少期イラストでした。
貴女が此れは幻の…！と言うと、貴女の為なら安いものです。と微笑んでくれます。



条野採菊
『条野には申し訳ない。でも、黙っていられなかった！サイのイラストがあると聞いて！』
「貴女の漫画への情熱は既に理解しています。…その上で私も此処に来ましたから。」
貴女に会いたくて来ちゃいました。とにっこり笑ってくれています。
こういう理解のある彼氏って良いですよね。もう何か好きです。

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