『笠松先輩…そろそろ時期だと思うんです』笠「なんのだよ？」『それはもちろん！私たちの結婚…グハッ』【笠松幸男】

▽「先輩の彼女」 ページ49

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次の日、いつもどおり朝練に向かうとそこには昨日までとは違う笠松先輩が。



もう、彼氏なんだもんな〜♪





『笠松先輩！今日も相変わらずかっこいいですね！！！惚れます！！！』


笠「黙れ！シバくぞ！」


『そんな私のことが好きなくせに♪』


笠「うるせぇ！////」






笠松先輩の態度は相変わらずだけど

やっぱり少し昨日までとは違う。






森「え、うそだろ！？二人は付き合ってるのか！？」


小「やっとくっついたか」


黄「まったく、世話が焼けるっスよ」


早「先輩ぃぃぃ！！！おめでとうございます！！！」





周りの人達はすごく驚いていて。

でも、皆は祝福してくれた。


後輩たちはびっくりしすぎて、固まってたけど…。







森「Aちゃん、まだ間に合う！笠松じゃなくて俺にしよう！」


笠「おい森山！人の彼女口説いてんじゃねぇ！シバくぞ！」





そう言って森山先輩に飛び蹴りをくらわす笠松先輩。

それよりも、笠松先輩が彼女って言ってくれた！！





笠「つーわけで、付き合うことになったから…///」


森「リア充なんて滅びればいい！」


黄「てか、主将とマネージャーが付き合うとかあるあるっス」


森「やっぱりここは俺と付き合おう！」





そう言って、私の手をとる森山先輩。





笠「やめろ！つか、触ってんじゃねぇ！」


小「やきもち妬きだな。笑」


笠「うるせぇ///」


『嬉しいです！』





ワチャワチャしてるこの空間。

やっぱり落ち着く。





優しい小堀先輩。

ちょっと残念だけど気遣いのできる森山先輩。

バカだけど憎めない早川。

なにかと世話を焼いてくれる黄瀬くん。





『みんな、大好きです』





でも、一番はやっぱり

バカで飛び蹴りしてきて、でもチームのことを誰よりも考えている頼れる笠松先輩。





『大好きですよ』


笠「ん？なんか言ったか？」


『なんでもないです』





口に出さなくても、きっと伝わってると思うから。





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