【stpr】マフィン焼いたら家燃えた 2

マフィン69 ページ24

ころんサイド


こ「あの、そろそろ離れてもらっていい？？」

『なんで。むり』

あれから数分

すっかり立場が逆転してしまった

先程まで僕が甘えていたはずなのに今となっては先輩が甘えている

いや、別に先輩が甘えてきて僕に困ることなんて何一つないし、案外今までにもこういうことはあったからある程度は平気

では何が問題なのか、と聞かれると答えは単純

無言で吐血するんじゃないかというくらいの尊さと、息が詰まるほどの可愛さと戦わなければならないということだ

だって先輩がいくら尊くても発狂したら変な奴だし、可愛い可愛い連呼したら先輩に引かれるかもしれないし

莉犬くんはアプローチが大事だと言っていたけど僕にはちょっと難易度高い

今回だって精いっぱい頑張ってこれだもん

はぁ、と息をつくと先輩がこちらを見上げる

『いや・・・だった？』

そして目をうるませながら悲しげに尋ねてきた

本当に、こういう時だけあざとさ全開で来るのは本当に良くない

こ「いやじゃない。先輩ならよっぽどの事がない限りいつだって歓迎だから」

罪悪感がすごかったので悲しそうにするAの頭をなでるとちょっとだけ頭を擦りつけてくる

その姿はさながら猫のよう

再び頭をなでるとえへへ、と嬉しそうにはにかんできた

可愛いのはいいけど人の心臓を破壊しない程度にお願いします









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今更の今更ですけどお気に入り登録450人越えありがとうございます
続編もお星様200票こえるんじゃないかと画面の前でそわそわしながら更新してます、作者です

お気に入り作者登録200人記念の掛け持ち5つ目のご報告です

私が願った乙ゲーはこうじゃない!!

乙女ゲームのヒロインとして転生したはいいものの、転生先は攻略対象を落とさないと病んで自ら命を絶ち、落とすと対象がヤンデレになって殺されるクソゲー！
死にたくはないけど愛されたい夢主と一歩間違えればヤンデレになるすとぷりメンバーの奮闘を描く猫かぶ史上最大級の謎作品です
もしお暇でしたら呼吸のついでに見てやってください

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