ヒロイン潰す為に帰ってきました。 Ｐａｒｔ２

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晩ご飯を食べ終わったので、徹先輩達を連れて、人目のない体育館裏まで行く。



ミレの死因を伝えると、案の定、３人共怒り狂った。


「なんで、稲荷崎の連中はそれに気付けなかったんだよ！」

「嫉妬でミレちゃんを殺したの？ナニソレ、絶対許さない」

「仇は打ってやる」


こうやって見ると、ああ、ミレって愛されてたんだなぁ、と嬉しくなる。

でも、今はそれどころじゃない。



「稲荷崎の皆さんと、英、飛雄にはもう言ってあります。今日稲荷崎の調子が悪かったのは、そのせいですね」

「自業自得ってヤツだね」


そう言ってもらえると、気持ちが楽です。



「A的には、この仇どうやって打つつもりだ？」

「取り敢えず、後悔はしてもらおうと思ってます。もう二度と、イジメなんてしないように」


ホントは、そんなんでやめるつもりなんてない。

後悔なんてレベルじゃなくて、死にたくなるくらいまで。



「どうしよ、明日羽水がマネで来るかもしれないんだよな。普通に接せる自信ない」

「それは仕方ないと思うよ。稲荷崎の人も、態度変わっちゃったみたいだし」


私的にも、普通に接してくれない方が良いしね。

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