先輩の伝えたいこと (ページ6)

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昆布ページ6

今日は1年と2年合同で対人練習の授業で、私の最初の相手はパンダ先輩です。

パ「んじゃ、A始めるぞ～！
どっからでもかかってこい！」

『はい！』

私はとりあえずパンダ先輩目掛けて猛ダッシュし、先輩の顔に拳を喰らわせようと思った。

ｽｯ

でも、拳が当たる瞬間にパンダ先輩は少し後ろにさがりかわされた。
でも、もう1回と思い先輩目掛けて拳を振るたがそれも避けられ、いつの間にか鬼ごっこのようになっていた。

『ｾﾞｪｾﾞｪ
なんで先輩避けるんですか！！』

パ「いやいや、避けないとあたるからな。

っていうかさ、」

「「「下手すぎだろ？！」」」

禅「なんだお前？！ただ走ったと思えばすぐ良けれらる攻撃して！
もう少し頭使え～！」

『だって、人を殴るなんてしたことないですもん！』

野「だとしてもあれは酷すぎるわよー。
まるでガキのヒーローごっこの走り方みたいだったわ。」

『でも、悠二くんだって攻撃する前に手をグーにして走ってるでしょ？』

虎「まーそうだけど、Aはなんかゆっくりすぎてバレるよな～。」

パ「Aは普段呪具を使うだろ？
それをただ振り回してたら、相手にバレるだろーが。」

禅「あとお前さ、いつも思ってて言わなかったけど、
ドジよな。よく転ぶし。
それに加えて身体能力低いよな。」

『ﾝﾅ!バレてましたか。』

伏「さっきも転びかけてたしな。」

『ﾑｰ
そうですよ！私はドジですし、身体能力もあまりないです！
でもこれでも頑張ってるんです～！』

禅「やけくそか。」

『ちょっと飲み物買ってきます…。』

私は自分のやるせない気持ちとみんなからボロくそ言われてちょっと悲しくなり、
涙がでそうになったので
それをみんなに見せないためにみんなから逃げた。