う ば い あ い 【呪術廻戦】

7種類の結果パターン

今日、あなたを取り合うのは＿＿＿ - 2021年3月3日

【五条悟(17)×夏油傑(17)】


『傑、数学の宿題やった？』

「ああ、やったよ」

『じゃあ答え合わせしよー』


授業が始まる前の朝。

珍しく早く教室に来た私は、暇を持て余し、傑に宿題の見せ合いっこを提案した。

傑は快く頷いてくれて、お互いに机を少し近付けてノートを広げた。


『あ、良かった、問４合ってた』

「全部同じ答えみたいだね」

『ね。これで一安心……』


一通り確認を終えて、ノートをしまおうかと思った頃。




バンッ、と教室の扉が強く開いた。








『……そんな開け方してたら壊れるよ、悟…』




そこに立っていたのは悟だった。

それもめちゃくちゃ不機嫌そうな。




『え、何、私なんかしたっけ』


その問いかけにも答えず、ずかずかと教室に入ってくる。



そして今度は勢いよく私の机に左手を着いた。







『こわ……ヒスはモテないよ……』





「……俺が教える」

『はい？』

「勉強なら俺が教える……！！」



傑はそれを聞いて笑いを必死に抑えていた。

分かるなら説明してくれ。どういう意味だ。



『え、ちょ、』


理解できないまま私と傑の机はすぐさま分断され、代わりに私の机に悟のノートが置かれた。


『さと…』

「うるせぇ」


え、辛辣過ぎない？




「悟、YOUが困っているんじゃないかい？」


すると今度は、傑がにこにこしながら悟の肩に手を置いた。



悟はまた声を不機嫌そうにして言う。


「…勉強なら傑より俺の方が出来んだよ……！！」




「確かにそうかもしれないが、悟は感覚派だから教えるのには向いてないと思わないか？」

「はぁ、？それ位俺だって、」

「私がYOUに教えるから悟は休んでいていいよ」



傑が珍しく、悟の言葉を遮ってそう言う。

微笑んでいるけど、何かさっきより怖い。



『え、二人共どうした？』









「傑より俺が上手く教えてやれる」


「YOU、おいで？私が丁寧に説明するから」


『え、待っ……』









「何やってんの？」


結局その後困っていたら、教室に硝子が入ってきて取り合いは収まったとさ。







END

この作品には7種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます

運気がアップする行動

廃棄のおにぎりでキャッチボールする

占いを作る｜感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け：