十話 ページ11
中に入るとすぐに綺麗なお姉さんがいた←
じゃなくて!大きな絵画が飾ってあった。筆遣いが繊細で細かな部分も綺麗に描かれている。しかも__
「桜だ...」
向こうの世界では馴染み深かったあの美しい樹だった。
「!?あ、あんちゃん、知ってんのか!?」
「?ええ。」
ああ、桜を知ってる奴はこっちじゃあ珍しいのか。
ん?じゃあなんで桜の絵画なんか...
顎に手を当て、考えているAをダンガは神妙な面持ちで見つめていた。そして先程よりも低い真剣な声色で「あんちゃん、行くぞ」と言って歩き出した
「あ、はい!」
二人が歩き始めてから数分、何も喋らずにいた。
な、なんか空気重いな〜、なんか喋った方がいいかな〜。
それとも、なんか怒らせた?俺、なんかしたっけ?はっ!考えてる時間が長くて待たせちまったか!?おっちゃん、見た目はガサツそうだけど、時間にキッチリカッチリな人だったりする!?人は見た目によらないって言うし、不快にさせたかな!?
「着いたぞ」
「へいぁ!」
「なんだその声」
どうやらAが悶々と考えている内に部屋の前についていたようだ。
「ここは社長室だ、くれぐれも失礼のないようにな」
「」
しゃちょぉぉぉしつぅぅぅ?!えっ、マジで?!
客室みたいな所に案内されてお偉いさんが来るのを待つ系だと思ってたなぁぁぁ!
直で行っちゃうのね!?心の準備をする時間もくれないと!?ちょっ、緊張すr(「社長、入りますよ」心のじゅんびぃぃぃぃ!
「入れ」
「失礼します」
「シツレイシマス」
重厚な扉を開けると、奥には扉に向かい合うように置かれたデスク、手前に低いテーブルを囲むように置かれた鰐皮の椅子があった。そしてデスクの椅子に座り、窓の外を見つめている社長がいた。
ザ・社長室って感じだァァァ!重い!空気が!
あれれぇ〜おっかしいなぁ〜?社長サン、覇王色の覇気でも出してんじゃねぇのォ?
社長サン覇王っぽさすげぇし、もう覇王でいいんじゃねぇの?
覇王っぽさってなにか分かんないけど。
「やあ、初めましてヒーロー」
「はずぃめまして」
か、噛んだァァァァ!
はずぃめましてって何だよ!はずぃめましてって!
社長サンおこだ!目がそう言ってる!
やだぁ、こわぁいA困っちゃう❤
...ちょっとふざけ過ぎたな
「ふっ、そんなに固くならなくていいさ」
「はい...」
本当にやらかしたわぁ、面接だったら即落とされてたわぁ。
「社長、少しよろしいですか?」
ダンガは社長に耳打ちをした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
128人がお気に入り
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小さな虫(プロフ) - ルナさん» 読んでいただきありがとうございます!物語の進行上、ロシナンテに関してどうなるかは、後先考えずに書いているので、私にもわかりませんwですが、前向きに検討させていただきます!コメントありがとうございました! (2020年5月24日 1時) (レス) id: a1687602fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 小説読ませていただきました!面白かったです!原作崩壊にともない救済措置をするキャラクターにロシナンテを入れていただけたら嬉しいです! (2020年5月24日 1時) (レス) id: 0170e44a0f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - Kanonさん» ありがとうございます!これからも頑張らせていただきます!設定、気に入っていただけたなら光栄です。kanonさんとは気が合いそうですね! (2018年9月8日 11時) (レス) id: 550c0109ec (このIDを非表示/違反報告)
Kanon(プロフ) - 題名見て面白いの確定、内容見て面白さが倍、自分が大好きな設定です! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 08adac8b7f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - レミさん» 有り難うございます!頑張ります! (2018年3月28日 21時) (レス) id: c5c31ad411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小さな虫 | 作成日時:2018年1月31日 18時