十三話 ページ14
「ん?」
後ろから声をかけられ、振り返るとそこにはダンガの姿があった。
どうして彼がここに?あ、ここあの会社の前だったわ。帰ってきた系だ。
「さっきは...その...すまなかった」
お?
「謝罪が来るとは思わなかった。別に俺ァ怒っちゃいねぇよ」
それでもダンガは表情を曇らせたまま、唇を噛んだ。
「だが俺は、見ず知らずの島民を助けてくれた<ヒーロー>に...」
「俺は別に...俺のいけ好かねぇ事する奴をとっちめて、その行動が結果的に誰かを助けただけだ。己の自己満足で動いた人間を<ヒーロー>だなんて言えねぇよ」
「......プッ」
「」←
笑われた、何故に。
俺、なんか変な事言ったか
「お前、面白いな!ごめんな、<悪魔>なんて言っちまって!お詫びになんか奢るぞ!」
「太っ腹だなァ!でも奢りはいいからさ、その代わりに教えてほしいことがあるんだ」
___酒場にて
「わりぃな、おっちゃん結局奢ってもらっちゃって」
そう言って目の前の飲み物を一口頂いた。
あれから酒場で食事をしながら話そうという話になり現在に至る。
ランプの淡い光が店内を照らし、落ち着く明るさ。だが、店の雰囲気とは裏腹に店内は喧騒に包まれていた。
メニューにはリーズナブルな価格の物から少しお高いもんまで品ぞろえが豊富にあり、どれも美味しそうである。
「いいってことよ!でも、あんちゃん酒は飲まねぇのか?」
「俺は飲めねぇんだ」
本当は飲みたかったのだが、一応もとは幼児の体だから下手に飲まないようにすることにした。
Aの能力は、触れたものをかえることができる。特に名前はついていないが大抵の人からは
『物質変化能力』と呼ばれている。
この名前では少し語弊があるが。この能力でAは幼児の姿から成長を早めて少女の姿に変えた。
「んで、あんちゃんが教えてほしいことって?」
「嗚呼、あのさ【破滅に導く者】と【幸福をもたらす者】って必ず10年ごとに現れるんだよな」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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小さな虫(プロフ) - ルナさん» 読んでいただきありがとうございます!物語の進行上、ロシナンテに関してどうなるかは、後先考えずに書いているので、私にもわかりませんwですが、前向きに検討させていただきます!コメントありがとうございました! (2020年5月24日 1時) (レス) id: a1687602fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 小説読ませていただきました!面白かったです!原作崩壊にともない救済措置をするキャラクターにロシナンテを入れていただけたら嬉しいです! (2020年5月24日 1時) (レス) id: 0170e44a0f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - Kanonさん» ありがとうございます!これからも頑張らせていただきます!設定、気に入っていただけたなら光栄です。kanonさんとは気が合いそうですね! (2018年9月8日 11時) (レス) id: 550c0109ec (このIDを非表示/違反報告)
Kanon(プロフ) - 題名見て面白いの確定、内容見て面白さが倍、自分が大好きな設定です! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 08adac8b7f (このIDを非表示/違反報告)
小さな虫(プロフ) - レミさん» 有り難うございます!頑張ります! (2018年3月28日 21時) (レス) id: c5c31ad411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小さな虫 | 作成日時:2018年1月31日 18時