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『ふぁ……あー、よく寝た………
………ふぁっ！？』
変な声が出たのは仕方ねェ、明らかに自分の家の天井じゃなかったからな。
…にしてもなァ。
ここはどこだよ、やけに豪華だが。
『…誘拐でもされたかァ？』
「誘拐ではありませんよ。
………それにそうだとしても何故そこまで落ち着いてられるのですか……」
はぁ、とため息をつく弓弦。
いたのか……全然気づかなかった。
あァ……そう言えば、ライブのあと桃李抱き枕にしたまま寝ちまってたなァ。
ってことはここは姫宮家か。
ゆっくりと頭を動かしながら起き上がる。
ベッドが異様に柔らかかったから、腰が痛ェ。
「おいっ、愚民！！」
『あァ……？ 桃李か、騒ぐなよ。頭が痛ェ』
こいつの声はキンキンするから、頭に響くんだよ。
ま、ファンの奴らよりはましだが。アイツらは応援してくれんのはありがてェが、度が過ぎる奴らもいるからなァ。
まさに度し難い、ってかァ？
くっくっく、と1人で笑っていると、桃李が更に声を大きくしてAに近寄る。
「全然起きなかったから、家に連れてくるようにわざわざボクが言ってやったんだよ？
感謝してよね！！」
ははっ、コイツらしいな。
………まァ、助かったことは事実だ。ちゃんとお礼は言っときますか。
『あァ、助かったよ。ありがとなァ』
ぐしゃぐしゃと頭を掻き混ぜる。何か騒いでるが、気にしねェ。
俺がこうするなんて珍しいのに、断るなんて随分厚かましいなァ？
嫌がらせも兼ねて、数分ほど髪の毛を掻き混ぜ続けた。
(坊っちゃま、実は嫌がってませんでしたけど？)
(うるさいな、そんなことないから！！)
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果凛(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» うん、お願いしまーす！ (2017年10月24日 15時) (
レス) id: 7fadf07f5e (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 果凛さん» 閲覧パスもボードで送った方がいいよね？(多分)このコメ見たら教えて送るから！ (2017年10月24日 11時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
果凛(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» ちゃんと送れてたよー！ ありがとう！ (2017年10月24日 7時) (レス) id: 7fadf07f5e (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 果凛さん» ボードで一応送ったけどちゃんと送れてるかわからないからもう一回言っとくね？パスワード付の作品作ったからそっちで話せないかな？ (2017年10月24日 0時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 果凛さん» あっじゃあ私もだわ…← (2017年10月24日 0時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果凛 | 作成日時：2017年9月16日 0時
