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『初めまして、一ノ瀬Aです。よろしくね、お隣さん！』
にぱっと明るく笑う彼女は、こんな無機質な白い部屋には似つかわしくない。
それが僕の彼女に対する第一印象だった。
・
『ふふ、英智君って１７歳なんだ！ 私と同い年だね〜』
「……！ そうだったんだ。てっきり年上だと思っていたよ」
『あ、ってことは英智君は今まで年上と思っていた女の子にタメ語で話してたわけだ』
意地悪くそういう彼女に、申し訳なさと意外さの混じった苦笑いを浮かべる。
しかし、年上に見るのは仕方がないことだと思うのだ。
彼女がふと浮かべる表情が、あまりにも綺麗で、それでいて儚いから。
美人薄命、というが、彼女もその類なのかもしれない。
美人というよりはエネルギッシュで、はじけるような笑みを浮かべる彼女が、ふと大人の女性のような哀愁を漂わせることがあるから。
そうしていつも、見てはいけないようなものを見てしまったような気持ちで彼女から目を逸らすのだ。
「ねぇ、君は。……何故、この病院に入院しているんだい？」
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果凛(プロフ) - ∞弓鶴∞さん» ありがとうございます！ そう言っていただけると本当に嬉しいです。この作品を通して私が伝えたかったことが伝わればな、と思います。ご閲覧ありがとうございました。 (2017年11月4日 9時) (
レス) id: 7fadf07f5e (このIDを非表示/違反報告)
∞弓鶴∞(プロフ) - コメント失礼します…とても胸にくるお話です…。果凛さんのお話のコンセプトがものすごく大好きです(語彙力がなくて申し訳ないです)、これからも頑張ってください！ (2017年11月4日 9時) (レス) id: ed6a6b2888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果凛 | 作成日時：2017年11月2日 15時
