11.遭遇* ページ11
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「それで、そん時沢村が」
「あはは!沢村くんほんと面白い!」
帰り道は。ゆっくり。スローペースで。
二人でならんであるいた
さらっと車道側を通ってくれるところとか
会話が途切れないように。必死にいろんな話題を振ってくれるところとか
彼がモテる理由がとってもよくわかった気がする
「大分寒いっすね」
「ねー!ほんと寒い。」
自身の右手の指と左手の指を絡めて。息を吹きかける
薄着を着すぎたせいで。ぶるっ!と寒さで鳥肌がたってしまう
「うう…さっむい…」
「Aさん。俺の上着着てください」
ふわっ、と上着から御幸くんの優しい香りがして私の心臓は高鳴った
甘い。一也くんのいい匂い。
こんな言い方変態みたいだ…あぁ…くそう…。
でも、暖かい上着は一也くんのおかげなのか
それとも私の体が暑くなってきたからなのか
私には理解出来なかった
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今思えば
ここまでは順調で
おかしいくらいに歯車は回ってた
歯車をひっかけて
狂わせたのは
きっと。私だ_____
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「亮介…?」
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夏鈴桃(プロフ) - ☆サヤ☆さん» きゃー!ありがとう〜!更新頑張るねぇ (*^^*) (2016年9月24日 8時) (レス) id: 8b8547a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
☆サヤ☆(プロフ) - かりんちゃん!やばい!やばい!とんでもない位に鳴ちゃんと御幸くんにドキドキ!さすがかりんちゃん☆早矢☆ (2016年9月24日 1時) (レス) id: 1e1963d5bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏鈴桃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rumitann1/
作成日時:2016年9月23日 17時