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31.小悪魔と灰色のサボり2 ページ38

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「バスケは嫌いじゃないんでしょ?」



「ただの暇つぶしだっつの」



「ふーーん。」




灰崎のその回答を聞くと、そういえば、と思い出し部活動ノートを取り出した




「んだよそれ」


「私の“能力”を使った敵チームの分析。お前次の試合出るかもだから渡しとく。」



「うわ、やべ。キモイくらいに書き込んでやがる」



「強いところだからちゃんと見て頭に叩き込んどいてね。」



そう言って帰ろうと立ち上がる。すると、少しだけ顔が険しくなった灰崎が私の手を掴んだ



「どこ行くんだよ」


「帰る。仮病なのに帰れって言われたから。用もないのに呼び出されたせいでね!」


「ここにいろよ」




そう言われ、驚く。普段はきついことしか言わないこいつが素直にでれた瞬間だったからだ。不良と呼ばれるジャンルに適する彼がこんな可愛らしいことを言うとは誰も想像しないだろう。



「なんで?」



「テメェと一緒にいてぇから」




彼の目は揺るがず私に向けられた。
まっすぐな目線を逸らせずに私も見つめ返してしまう



甘い少女漫画のようなセリフを言われ、言われ慣れしないものだから段々と恥ずかしくなってくる。



「…あと、少しだけだからね」



「おう」




こうして、彼の気持ちを優先してしまうのは私のダメなところなのかな。

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夏鈴桃(プロフ) - 中中中さん» うれしいコメントありがとうございます^^*虹色先輩好きなのでめちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2017年7月2日 23時) (レス) id: 8b8547a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
中中中 - 虹村さんカッコよすぎ(≧∇≦)もうヤバいです!更新頑張ってください!応援してます! (2017年7月2日 21時) (レス) id: f105339ecd (このIDを非表示/違反報告)
夏鈴桃(プロフ) - アニキャラLOVEさん» ありがとうございます!桃色の天使桃井ちゃんはめちゃくちゃかわいくてめちゃくちゃ好きなので素敵な桃井ちゃんが表せるようにがんばります!^^ (2017年7月1日 7時) (レス) id: 8b8547a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
アニキャラLOVE(プロフ) - いやヤバイです。桃井ちゃん可愛い。頑張って下さい (2017年7月1日 5時) (レス) id: e763e99500 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏鈴桃 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年6月30日 21時

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