＿＿＿彼【伊月俊】

６＿ ページ7

【Asaid】









貴「しゅーんにぃ〜〜!!!!」ノシ









中学に入って一ヶ月。







それなりに仲のいい友達もできて、学校ライフは順調。






ただ、その生活の中でも中心にいるのは
やっぱり俊兄で、、、









、









窓際の席になったから、授業でも昼休みでも気兼ねなく俊兄捜し←









今日も昼休み、目敏く遠くの校庭を歩く俊兄を見つけ、周りの目を気にせず手を振る。








そんな悪目立ちをしても、俊兄はいつも通りの笑顔で私に手を振り返してくれた。









、、、あーー、もうマジでかっこいいっ//////←








何？何？何よ、あの手の振り方っ!!!!



ヤヴァイってっっっ！！！！！！←









今日もこうして一人ガッツポーズをし、俊兄の可愛さに悶えていた←









友「は〜あ、ホントによくやるね〜」





貴「かっこいい俊兄様が悪いのですっ」←





友「(重症だわ、、、こいつ(汗)」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









日「すげぇ〜な、お前の妹……」






伊「ハハっ、可愛いだろ？」







その時、オレと日向が一緒に歩いていた。




部活のミーティングみたいなもん。









伊「つか、あの子は妹じゃなく幼馴染ね？」





日「えっ⁉、、、マジか、すんげえ懐いてるけど、、、」





そんな兄弟みたいに見えんのかな、、、？






まあ、Aは兄弟いないから実の妹よりも可愛いがってたのは事実ですが←









日「、、、お前さぁ〜、あの子と付き合ってんの？」





伊「、、、はっ⁉」






突然のことに驚いた。






、、、オレがAと、、、？









日「い、いや、、、普通の幼馴染にしては仲よすぎっつーか、、、」






伊「えっ!!!!幼馴染ってあんなもんだろっ⁉




あー、、、でも、たしかにちょっとシスコン要素混ざってるけど、、、






、、、Aが恋愛対象なら、妹に恋するようなもんだぜ？」






あり得ないだろ？って顔を日向に向けると、「そうか？」と日向は首を傾げる。








、、、でも、とりあえずAを彼女って…




ありえないかな、、、？









、









まあ、Aはオレのこと好きだしな？








向こうはまんざらでもないだろうけど？









そう思って、再び彼女の教室の窓を見る。






楽しそうに友達と会話している。









、、、Aが？

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