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皇帝陛下。 ページ3
私を最初に捉えたのは、
目が眩んでしまいそうな程の美貌を持ち
その儚げな雰囲気と、病弱な身体を持ち
見えない心は酷く、冷然でいて
辺りには貼り付けた様な笑みを振り撒き
膨大な権力と、持て余す程の財力を持つ、
皇帝と称ばれる男だった。
.
.
(ただ、面白そうだったから遊ぶ其れだけだ。)
所詮、どうせ此れも玩具なんだ。
飽きたら『捨てる』だけの事。
だけど、今はまだ愉しくて仕方が無いから
まだ、離してあげない…♪
『ねぇ、好きでも無い男に身体中を蹂躙される気分って謂うのはどう？』
嗚呼、きっと今の僕は酷く歪んだ顔をしているだろなぁ…。
こんな醜い一面を見せたら、ファンの子はどんな顔をするのだろう。
続く
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作者名：占ツク界の三葉虫 | 作成日時：2016年8月18日 21時
