まじであんたら気にくわない【おそ松さん】【色松】

08 着替えます ページ9

朝食を食べ終わり、一息つく。

ふと体をみて未だに寝巻き姿ということに気付いた。

「…………着替えよ」


自分では誰にも聞こえないように言ったつもりだった。

だけど……。

一「………え？着替えんの。…………覗きにいくぞクソ松」

カ「いい気はしないがまぁ、いくか。」


丸聞こえじゃ。
覗かれちゃ困るわ。

「じゃあ……着替えてきます」


普段はリビングで着替えるけど、今日はこの二人がいる。

しょうがない。
自分の部屋で着替えるか。



今日着る服を選びながら思う。

何故に異性二人がいるだけでこうも不自由なんだろうか。

気にしちゃうところが人間らしいと思う。

いや、普段から自分は人間じゃないみたいな話じゃないよっ!?


とりあえず着替えよ。

寝巻きのボタンに手をかけたとき、すきま風がふいた。

お、おかしい。

入ったときに完全に閉めたから、すきま風がふくことなんかない……はず。


扉を凝視したらそこに一松とカラ松がいた。

一松は鼻血をだしていた。

「……………見んな。」

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