10話 n回目の告白 ページ11
『好きです』
「…うぅ〜〜……!」
それを聞いた瞬間、俺は更に涙をぽろぽろ流した。自然とぎゅっと抱き締める力が強くなる。
俺の怪力で痛いはずなのに、それを微塵を顔に出さず、比例するように抱き締められる力が強くなる。
俺も何か返さなくちゃ、と思い口を開く。
「おっ、俺も、俺もすきだ…だいすきだ…!」
『はい、俺も大好きです。これからもずっと』
「〜〜〜っ」
さらりとそう返すAにひどく顔を熱くさせた。やっぱりて、手慣れてるよな……もやもやとしたものが胸に募る。
顔を見られたくなくてぐりぐり押し付けると、Aは優しく俺の頭を撫でた。
「もう一回、言ってくれ」
『もちろん、何度でも!
……好きですよ、カラ松さん』
n回目の告白を。
Fin
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サトー(プロフ) - ユラさん» ありがとうございます!続編は…気が向いたらその内書くかもしれませんね (2018年2月3日 0時) (レス) id: 6beedd7056 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 面白かったです!番外編と言わず続編も作って欲しいです!! (2018年1月30日 22時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
サトー(プロフ) - katsura27さん» 完結しました!ありがとうございました! (2017年10月7日 15時) (レス) id: 06798f4f12 (このIDを非表示/違反報告)
katsura27(プロフ) - 更新頑張って下さい!応援してます! (2017年10月7日 14時) (レス) id: 25171f0d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サトー | 作成日時:2017年1月1日 11時