いちすてーじ ページ1
昔から俺はドジで不器用で駄目なやつだった。
「だからってこんな仕打ちはあんまりだろぉ…?」
今までのあらすじを端的に話すと…コナンが好きな俺、死す。
その後、(意識が無かったのでよくわからないが)転生。
記憶を引き継いだまま新しいステータスで第二の人生を謳歌…と思ったのだが…
結局のところステータスは変わっておらず、記憶だけ“強くてニューゲーム“な俺ができあがった訳。
良いところなんて前世より顔が良いところと、舌が良く回るぐらいだ。
で、今何してるかというと…事件に巻き込まれている。
知っての通りこの街、米花町には事件が多いのだ。
…だからと言ってこの頻度はどうかと思うが。
俺は人よりも事件に遭う確率が高いような気がする。
これも強くてニューゲーム…前世の影響だろう。
でなければ自分が死神だと思わざるおえないだろう。
はぁ、まーた銀行強盗だよ…
血の気が多すぎないか?この街の人々は!!
銀行強盗らしき人物が受け付けで何やら叫んでいる。
もういい加減にしてほしいよな…
強盗に釘付けになっている彼らを尻目に出口へとこっそり歩く。
あと数歩で自動扉だというところで誰かに袖口を引っ張られた。
袖を引っ張る人物は前世で死神と呼べれた人物だった。
…などと冷静に喋っちゃいるが心の中には焦りと緊張しかない。
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作者名:amea | 作成日時:2020年9月6日 15時