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番外編!カラフルな彼等 ページ13

赤「さ、もう遅い時間だし···送って行こう。家はどこだい?」

音羽 「だ、大丈夫ですよ!1人で帰れますから···」

黒「駄目です。1人じゃ危ないですから」

桃「そうだよ!女の子1人で帰らせるなんてできない!遠慮しないで?」

桃井さんの花が咲いたような笑顔に押され、お言葉に甘えることにした。









黄「ここッスか?」

音羽 「はい!」

青「なんかすっげえ昭和って感じの家だなー」

緑「落ち着いていていい雰囲気なのだよ」

紫「頭ぶつけそ〜」

黒「ぶつけそうではなくぶつけますね確実に」

桃「確かにー!」

赤「うむ···音羽 、これが最後だ。もう二度と、今日のような無茶はしないようにね」

赤司さんは確かめるようにゆっくり重みがある口調で私に言った。

音羽 「はい、わかってますよ。気を付けます!送ってくれてありがとうございました!」

赤司さんは微笑んで「ああ」と頷いた。

桃「じゃあね音羽 ちゃん!」

黒「また会えるといいですね」

手を振り、遠ざかっていく彼等の背中を、見えなくなるまで眺めた。

音羽 「ただいま帰りましたー」

六つ子「おそーーーい!!」

音羽 「ひぃいッ!!」

玄関の扉を開けると、お腹を空かせてげっそりしたおそ松お兄ちゃん達がゾンビのように床を這っていた。

今度から遅くならないようにしようと心から誓った瞬間だった。





黒「そう言えば、あの子誰かに似てましたね」

黄「オレもそう思ったッス!」

赤「俺もだ。きっと───」





行方不明になっているあの女の子だろう。




赤「(あの家の人達が、必ずあの子を幸せにしてくれるだろう)」

あの時一瞬見えた、赤く染まった綺麗な目を思い出しながら口元を緩ませた。

赤い目見たのは、俺だけの秘密。

向けられる銃口→←番外編!カラフルな彼等



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設定タグ:おそ松さん , カゲプロ   
作品ジャンル:アニメ
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ノンノン(プロフ) - サクラさん» 最近忙しくて更新できてないですね、すみません!いろいろ落ち着いたら頑張ります!! (2017年6月6日 22時) (レス) id: 01b0da9e31 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2017年6月6日 20時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
ノンノン(プロフ) - 松香さん» ですよねw自分で書いてて何だこいつって思いました← 面白いと思ってくれる作品を作れて嬉しいです!頑張りますね!! (2017年6月5日 23時) (レス) id: 01b0da9e31 (このIDを非表示/違反報告)
松香 - ロリコン執事...結構危ないですね...笑笑。ノンノンさんの作品は面白くて楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2017年6月5日 22時) (レス) id: 3a7236ae3b (このIDを非表示/違反報告)
ノンノン(プロフ) - 全松ガールさん» ありがとうございます!弱々しいおそ兄って何かいいですよね← 応援ありがとうございます!! (2017年5月17日 20時) (レス) id: 01b0da9e31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノンノン | 作成日時:2017年1月20日 18時

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