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第14話【久しぶり…ね】 ページ16

約束とは、

時に人と人の心を繋げる物でもあり、

束縛でもある。

破ってしまえば、

心の繋がりを断ち切ってしまう。

涙を流して、後悔して、

それでも、謝って…………だけど、

それは出来ない…。

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A「あなたは結局、敵なの？ 味方なの？」


ほむら「──どちらでも無いわ。」


A「…それが、暁美ほむらの答えね。」



マミ「──暁美さんの答えはわかったわ、でも……、」

マミ「“私の問いにまだ答えていない”でしょう？」

ほむら「……。」

マミ「まさか、まだキュゥべえの事を狙っているの？」

マミ「──そんな事をしなかったら、今頃わかり会えたかも知れないのにね…。」

ほむら「──私達は、絶対にわかり会えない。」

ほむら「キュゥべえがまどかの事を狙っているのなら。」

マミ「あら？鹿目さんが魔法少女になるのが嫌なの？」

マミ「……ライバルが増えるから、鹿目さんなら強力な魔法少女になれるかも知れないから、阻止するのね？」

ほむら「……。」

マミ「…ここで黙秘……ね…。」

ほむら「……いずれにせよ、私はあなたの事が嫌いよ。」

ほむら(いつもカッコ付けているあなたが……本当は弱いのに、先輩振る所が…。)

マミ「あら奇遇ね？私も暁美さんの事が嫌いなのよ。」

マミ「行きましょう、暁美さんの事は放っておいて。」

まどか「…え、でも。」

トウマ「暁美さん…だっけ？ 僕も、君と同じで友達の敵に回った事があるんだ、だから…時間があったら、いつか話せないかな。」

アキノリ「トウマ！天然にも程があるだろうが！」

A「…早く行きましょう、疲れたわ。」


アヤメ「…行こう、トウマ君…。」




〜次の日 早朝 朝3時57分 Aの部屋〜

……。

今日は、良く眠れない…。

暁美ほむらと出会った後なのか、それとも…。

……まだ日が登る前…ね。


…………。

〜元々住んでいた町 丘〜

……ここに来るのも、何年振りかしらね…。


…………ここは、確か…。

、


、


、


、


、


、


???「──A…？」


……ッ。

……。


A「…久しぶり…ね…。」

、


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、


A「……“朱雀”。」


朱雀「……。」

第15話【今更、後悔なんて…】→←第13話【結局、敵なの？ 味方なの？】

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