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56時限目 ページ14

「……Aちゃん、顔真っ赤だよ?」

「えっ!? う、嘘っ……!!」

私は、慌てて両手で自分の顔を隠して目を逸らす。すると修哉はゆっくりと立ち上がって顔を隠している私の両手首を掴み、ベッドに優しく押し倒してきた。

「本当だよ。……ね、Aちゃん。……キス、しよう?」

「……うん」

修哉は私の頭を撫でながら私の名前を呼び、私が頷くとにこりと笑みを浮かべて軽くキスをした。口を離すと修哉は「……ホンット、可愛いよAちゃん」と言い、私の首筋に顔を近づけていく。
首筋に小さな痛みを感じ、私は小さく声を漏らす。

「んッ……」

そして修哉は私の首筋から口を離すと「……ごめん、痛かった?」と言って私の頭を撫で、気遣ってくれる。
私が首を横に振って「大丈夫だよ」と返して笑いかけると、修哉は私の耳元で「ムリ、しないで。……痛かったり怖くなったりしたら、すぐ言ってね?」と囁き、私の背中に手をまわして体育着の中に手を入れて身体を撫でまわす。

「っふ、ぁッ……修哉ぁッ……」

「……気持ちいい? Aちゃん」

「はっぁ……うんッ……」

息を荒くして涙目になっている私を見た修哉は、目を見開いた。そして私の身体を撫でまわしていた修哉の手は、胸へと移動していく。

「わ……すっごいAちゃん、ドキドキしてるね」

私の胸に手を置いた修哉はそう言うと、笑みを浮かべて再び私の首筋に舌を這わせながら私の胸を優しく揉み始めた。

「きゃっ、んッ……はぁッ……」

「……かわい」

クスッと笑ってそう言う修哉は、先程と同じように今度は鎖骨の近くにキスを落とし、赤い痕を残す。
そして胸を揉んでいた修哉の手が私の短ズボンにかけられた時。授業の終了を知らせるチャイムが校内に鳴り響いた。

「……チャイム、鳴ったね」

「……うん」

「戻ろっか、さすがに授業終わったのに戻らなかったら先生に怪しまれるだろうし」

そして私と修哉は服装をきちんと正し、何事もなかったかのように別々の更衣室に行って制服に着替えたのだった。

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設定タグ:カゲプロ , 学校 , カノ   
作品ジャンル:アニメ
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ユウ - 調べてみたら「三酸化炭素」ありました!(笑笑) (2017年6月2日 20時) (レス) id: 639c4828cc (このIDを非表示/違反報告)
マヤ - 続編おめでとうございます!これからも楽しみにしてます♪ (2017年2月22日 20時) (レス) id: b076dcfe40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨ノ宮心音 | 作成日時:2017年2月22日 8時

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