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セ「貴様が使っている、それは何だ?
  フォークでは無いな」

『あぁ、お箸ですか?
 日本人はスプーンやフォークじゃなくて
 お箸で食べるんですよ。
 パスタとかは別ですけどね。』

セ「器用なんだな、貴様のいた国は。」

『そうかもです!
 外国の人と比べるとだいぶ
 手先器用みたいです!
 母や祖母はよく服を作ってくれましたし、
 私自身細かい作業とか好きなので
 祖母に裁縫も教わりました。』

セ「そうか…。平和だったんだな…。
  だが、この先魔法界は…」

『分かってますよ。
 誰がいつ死ぬかわからない状況になる。
 今までの暮らしとは、全く違う環境になる。
 そんなの承知の上でこっちに来たんです。
 大丈夫ですよ。そんなメンタル弱く無いし』


なぜだ。
なぜこの人と話すと暗い話になるんだ!
私はもっと仲良くなれそうな
会話がしたいのに!!!!


セ「フッ
  そうか、暗い話だったか。
  なら明るい話をしようではないか。
  先ほどの問題についてだが…」

『それ全然明るくないし!!!
 てか、なんで勉強の話が明るい話なの!!
 そもそも開心術使わないでよ!恥ずかしい!』

セ「では、貴様が明るい話をすれば良い」

『んー、、
 今日は天気がいいですね、とか?
 あ!!ご飯食べ終わったら
 今度こそ着てくださいね!!』

セ「マグルの服をか?
  まぁ、貴様が来年の予習と
  魔法薬学の問題集を全て終えたら
  考えなくもない。」

『え〜〜けち〜〜
 どんだけあると思ってるんですか!
 鬼!悪魔!蝙蝠ー!!』

セ「勝手に言えば良い。
  貴様が終わらせない限り
  我輩がマグルの服を着ることはないがな。」

『分かりました!
 ちゃんとやりますから終わったら
 絶対着てくださいね!約束ですよ!!』

セ「では先ほどの続きをしようではないか。
  この薬草はこの薬品と混ぜて〜…」


これは本当に頑張って終わらせないと
絶対に終わらない…。
魔法薬学の基本集なんて3年くらいで
終われば良いかな〜と思って選んだのに!!



明けましておめでとう御座います。作者です。
受験に近づいてきたので、恐らく今まで以上に
投稿頻度が下がりますが気長に待ってやって
頂けると喜びます。
それと、題名にプロローグと書いてみましたが
プロローグにしては長すぎる気もするので、
何かいい案があれば教えて下さいm(_ _)m

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作者名:黒ウサギ | 作成日時:2022年2月20日 3時

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