【カゲプロ】笑うことを忘れた少女の話Part２【黒バス】 (ページ15)

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４４話だ。byシンタロー　はいはーい無愛想にするなーバカ兄byモモ　やってねーよbyシンタローページ15

ｼﾝﾀﾛｰサイド

シ「…はぁー…」

エ「？…どうかしましたか？ご主人」

シ「嫌っ、なんでも無い」

エ「そうですか？ならいいんですけど

あっ、私吊り目さんとでかけに行くので！！」

シ「あぁーいってらー」

エ「はい！」

…Aが此処に来てから

Aは制御の特訓を頑張っている

黒子もなんだかんだで、俺達とも仲良くなったし

すべて順調に進んでるだろうな

コレが…

シ「崩れなければいいけどな…(ﾎﾞｿｯ」

「シンタロー！制御できるようになった」

シ「まじか？！」

「うん」

シ「頑張ったな(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ」

「ありがとう」

シ「後は…」

「？」

シ「ちゃんと笑え」

「いひゃいれす(痛いです)」

フードを被っていないAは本当に可愛かった

それなのに無愛想なんて勿体ない

シ「あのなぁ～やっと顔を隠さなくて済むんだから

ちゃんと笑ってろ。」

「笑う…ね…笑い方なんて…忘れた」

そんな顔すんなよ…

そんなに辛い顔するなら俺が変えればいいんだ

シ「……よし！」

「へっ？…って何処くれてくの？！」

シ「キド！」

キ「何だ？」

シ「何処か行こう」

自分でもおかしいと思った

引き篭もりの俺が自ら外に出ようなんて

今まであり得なかった

でも、Aのためならいいかなって思ってる自分もいる

おかしいよなー俺

＿＿雑貨屋＿＿
「いや、なんでもないよ

私、あっち見てくるね」

キ「…アイツ…昔は笑ってたのに…

俺らが離れたのが原因か？」

シ「バーカ」

キ「なっ？！いきなり何だ！！」

シ「キド達が原因ならAはお前らを恨むだろ」

キ「それは…そうだが…」

シ「それにな、アイツが海に来てた時

カノ達に会いたいけど…何を話せばいいかわからないって

言ってた。それなのにお前らが原因だとか思うのか？」

キ「…そんな事…言ってくれたのか…？」

シ「あぁ。だからそんな事考えなくていいと思う」

キ「…そうだな…それより」

シ「？…何だ？」

キ「シンタロー変わったな」

シ「はぁ？俺が？」

キ「他に誰が居るんだよ…」

シ「そうか？…変わった気はしないんだけど…」

キ「変わった。

入りたての時は全く話にならなかったしな」

シ「それはすまない…」

キ「だけど、今はこうやって団員の事心配してくれるだろ？

十分に変わった」