No.2 パーティー ページ2
俺は教室へと戻りながらも昨年、一昨年と思い出していた。
「景吾さん、よろしければパーティー等開いてもよろしいでしょうか？」
始めは遠慮気味で誕生日しか無かったが。
少し慣れてくるとあいつもよくパーティーを開くようになったし
俺も出席等する方が珍しかった。
面倒だし何より顔を合わせたくない客人も大勢居る。
別にあいつと婚約者だからと言って良い関係を保つ必要もない。
どうせ飽きるまでの付き合いだ。
俺はひとつため息をつくと教室へと足を踏み入れた。
「跡部様、明日は御誕生日ですね。その……プレゼント等……ご希望等は……」
「跡部様、た、たとえば今欲しい物などは……!」
とたんに雌猫共に邪魔をされる。
無論プレゼントなど受け取る気もないが。
俺はもう一つため息をつくと事前に用意していたことを言った。
「残念だが、俺の誕生日は９月31日だ」
とたんに周りが静かになる。
次の瞬間には煩い女子の悲鳴で溢れかえった。
……煩い。
そもそも9月は30日までの月であって31日など逆立ちをしても無いというのに
アホかこいつらは。
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月夜見(プロフ) - かふぇ・お-れ*さん» ありがとうございます！ (2014年10月24日 22時) (
レス) id: bfd674d62d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 葉一さん» (σ`・ω・)σYo!! (2014年10月24日 22時) (レス) id: bfd674d62d (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - みおさん» 返信遅れました(^_^;) ありがとうございます！ (2014年10月24日 22時) (レス) id: bfd674d62d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇ・お-れ*(プロフ) - おもしろかった(*´艸`) (2014年10月6日 22時) (レス) id: 9087d5cd3a (このIDを非表示/違反報告)
葉一(プロフ) - 月夜見さん» 壁| 、ン、)ノ ョゥ! (2014年10月5日 16時) (レス) id: c84ea853a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜見 | 作成日時：2014年10月4日 2時
