23話 ページ23
「お待たせ、立花さん。」
「ううん、部活お疲れさま。」
まだ汗の滲む顔のまま、慌てたように走り寄ってきた美門くん。
その肩にはエナメルバッグがかけられていて、首にはタオル。急いできた感満載だ。
「ゆっくりでいいから、汗拭いて!
風邪引いちゃうよ?そしたらお休みするしかないんだから!」
「立花さんが珍しく怒ってる。笑」
面白そうに笑いながら、おとなしく私の言うことを聞いてガシガシとタオルで髪を拭く。
それまでカッコいいとは何事……。
今日は美門くんとショッピングモールへお出掛け。
来週は美門くんの大学1年生のお姉さん、"
「女って何欲しいのか分かんない。」って言われた…。
どうやら去年まではお姉さんと一緒に住んでいたから一緒に選びに行っていたらしいけど、
今年は一人暮らしを始めたお姉さんはいないし軽くサプライズみたいにしたいらしい。
そういうのって、素敵でしょう?
だから、すぐに「協力する!!」って言ったの。
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おもち - た3ま1わ3な1あ2 (2021年10月11日 20時) (レス) @page3 id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 最後まで楽しみです! (2021年1月17日 13時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» か、神様!!! ありがとうございます、嬉しいです!! (2021年1月6日 18時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 神様〜!!面白いぃぃぃ! (2021年1月5日 13時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - 小町さん» ありがとうございます…! 嬉しいです、頑張ります〜! (2020年7月4日 12時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆぅら | 作成日時:2020年7月4日 7時