人間観察少女 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:10,779 hit

少女、２話目ページ3

Aside

コツコツコツコツンっ＿＿
2人分の靴の音が聞こえる。

あんず「Aさんってとこから来たんですか？」

あんずちゃんが突如そんなことを聞いてきた
まぁ素直にいうけど

A「僕は池袋と新宿に住んでるんだ！けど池袋にはあまり来ない方がいいよ？危ないから」

うん、あまり来ない方がいいよって言ったのはあんずちゃんを危険な目に合わせたくないだけ
まぁ帝人くんみたいに非日常を望むのなら歓迎するけど←

あんず「へぇそんなに危ないところなんですか……今日新しくオープンするお店が池袋にあるんですけど……」

うえ！？だったら静雄さんも来るんじゃないかな……あの人スイーツ大好きだし……

A「だ、だったら僕が連れていくよ！！こう見えても池袋に慣れてるんだ！ね？いいでしょ！」

あんず「うん！いいよ！私も池袋に行くの初めてだから♪あ！職員室に着いたよ♪」

あんずちゃん可愛いなぁ……同じ女なのか不安になるぐらい()

あんず「私ここで待ってるかね！」

あんずちゃん神かよ(真顔)

A「うん！ありがとう！っと、失礼します。折原Aです。」

あー、貴方が折原さんですね。クラスは2-Bです、と言われあんずちゃんに案内してもらった。

あんず「じゃあ私はここまで！困った時はいつでも2-Aに来てね！」

もちろん行かせてもらいますと言い中に入る

A「はよーっす。転校生の折原Aです。よろしく！」

という雑な自己紹介をしたからか一斉にこちらを見る。
やめろ！そんな冷たい目で見るな！髪の毛青いヤツ！

？「ん、美味しそうな匂いがするなぁ♪」

美味しそうな匂いってなんだよ！？
っと自問自答しながら空いてる席へ着く。
さっきの黒髪男は赤髪に殴られてる。痛そ。
急に隣から＿＿

？「あらぁ！女の子なのねぇ！あたしは鳴上嵐、なる姉とかお姉ちゃんって呼んでねぇ♪
あとさっきの男の子は朔間凛月で、赤髪の男の子は衣更真緒ねぇ！」

マシンガントークですか……これぞ女子力……！←
ま、まぁ全員の名前知ってるけどね！
お兄ちゃんから聞いたし←
まあ一応知らないふりしておくか……

A「そうなんだね！ありがとう！さっきも言ったように僕は折原A！よろしくねなる姉！」

可愛いじゃない！っと、抱きつかれて苦しい()
これが女子力(物理)！←

嵐「それで銀髪の方は大神晃牙、青髪の方は伏見弓弦、覚えたかしら？」

A「うん！覚えたよ！ありがとうなる姉！」

さぁ！僕を楽しませて狂わせて……！