人間観察少女 (ページ20)

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少女、19話目ページ20

昼飯食べてたらあいつがいねぇ、

屋上で食ってんのか？と思いながら屋上へ行くと血の匂いがした

鉄臭い、吸血鬼ヤローが嫌いな匂いだ

急いで階段を上がりドアを強く開く

A「晃牙……？」

そこにはカッターを持ったAと腕が血まみれなあんず

俺はAを助ける

晃牙「A！大丈夫か！？」

こいつ……心配かけさせんなよ！って内心笑ってやがるな

ていういつの間にか名前呼び

ほんの少し嬉しいとか……って思うな！今は！

あんず？「ふふふふ……！」

こいつ……！

晃牙「お前……誰だ？」

普通泣くところを笑うやつなんて悪女じゃねぇか

姫「あら？バレちゃった？改めまして……私不知火姫というの。その子の心をズタボロにするの」

A「そんなことは出来ないよ？だって私は人が好きなの、怪物も好きだから無理よ？」

そう言うと不知火は

不知火「ふふ、知ってるのよ？だから大切なものをあなたから取るの……！」

不知火は赤く目を光らせこう言う

不知火「私は罪歌持ちよ？」

そう言って不知火が直すと同時に

バン

次は A を愛してあげる

バン

次は皆勢ぞろい

「おい、あいつがさしたのか？」

「え、あんず先輩……」

とかいう謎の悲痛の声

姫「ひえーん、痛かったよ……」

凄い

切り替えが早い、カッターいつの間にか落としちゃってるし

ああああああ！抱きしめてもらってああああ！

今日あれだったわ。作戦会議

今思い出した。手芸部待ち合わせでいっか、

瀬名「……」

うわお、瀬名先輩がこっち見てる、

睨んできてて怖い！怖い？怖い！

瀬名(いつまでハグしてるつもり？早くAを殴りたいんだけど)

晃牙(……吸血鬼ヤロー早く来いよ、)

そうするといつの間にか

「やぁ、失礼するよ？ってA！！！」

うげぇ、

「ああ？？ここはどこだ？」

臨兄と静雄さんが大乱闘しに来ました