第三十一話 プライベートと仕事 ページ38
貴方「!///」
鬼灯「どうしたのですか?顔が赤いですよ」
貴方「いえ…何でも…」
初デート…?
これはデートだったんですか!←
それ自体に私は気づけませんでした…
…確かに男女が出掛けるってデートと言うような…
なのに私は洒落てもない格好で来てしまって…
何か悪いです…
鬼灯「別に悪くなんかありませんよ」
貴方「!…声に出てましたか…?」
鬼灯「はい」
貴方「…(最悪だ…)」←
鬼灯「私は貴方と出掛けられただけで嬉しいです」
貴方「あっありがとうございます…」
何故でしょうか…
顔が熱いような気がします…
『ピロロロロ』
ハンドバッグの中で携帯の音が鳴り響いた
貴方「あ…ちょっと失礼します…」
鬼灯「いえ、どうぞ」
貴方「はい、もしもし…」
『すみませーん!子供が風邪引いちゃったみたいで!近所の薬局が開いていないので今から訪ねても良いですか?』
貴方「あ…」
どうしましょう…
今は内科の担当は私なんですが…
鬼灯「どうしたんですか?」
貴方「あ…いえ、風邪を引いちゃった子がいまして…今から訪ねても良いかと言われまして…内科の担当が私なんですよ…」
鬼灯「それは大変ですね。今では地獄の方ではインフルエンザが流行っていますから…急いで戻った方が良いですね」
貴方「…良いですか?」
鬼灯「はい、仕事を優先で考えていいですよ」
貴方「本当にすみません…あ、もしもし…?どうぞ、早めに来た方が良いですし」
『ありがとうございます!今から向かいます!』
鬼灯「桃源郷までお送りしますよ」
貴方「ありがとうございます…」
〜帰り道の中〜
貴方「あの…今更なんですが…そちらもお仕事があったのに出掛けてくださってるんですよね…何かすみません」
鬼灯「気にしないで下さい。閻魔大王が休んでいいと言ったので貴方と出掛けたんです。」
貴方「そうだったのですか…貴重なお休みを私と過ごして良いのですか?」
鬼灯「さっきも言いましたが…貴方と出掛けたかったのです。今日はとても楽しかったですよ」
貴方「…私もです(ニコッ)」
鬼灯「…あ、着きましたよ」
貴方「あ、送って下さいましてありがとうございました…」
今…私が笑った時…顔を伏せたような…
鬼灯「いえ、こちらこと付き合って下さってありがとうございました」
貴方「今度はゆっくりお話しましょう」
鬼灯「えぇ…ではまた…」
貴方「はい、また今度」
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ナギ(プロフ) - 16話なんですが、謝謝(シエシエ)ですよ! (2022年9月28日 21時) (レス) @page7 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
水仙(プロフ) - ポニテしながらのバンダナって髪型どうなってるんですか? (2017年11月12日 20時) (レス) id: 2af43545d8 (このIDを非表示/違反報告)
莉希(プロフ) - にとりさん» 返信遅れ過ぎてしまいすみません!続きは書いているのですが、上手くかけなくて…また更新します!← (2015年3月30日 21時) (レス) id: 4e489ed633 (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - 私、桃太郎好きですよ。白澤も好き、鬼灯も好き。閻魔大王も好きwwwww (2015年3月30日 20時) (レス) id: 1feb6ddf9d (このIDを非表示/違反報告)
はるか - この作品大好きなので続き楽しみにしてます (2015年1月27日 19時) (レス) id: 14dc1b554d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉希 | 作成日時:2014年1月25日 23時