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貴女との出会い ページ12

私とAが出会ったのは確かAがまだ中学生の時だったと思う







高専に入学したての私はよく呪霊を祓った帰りに公園に寄っては考え事をしていたものだよ









『へぇ、あなたは南国からきたの?』









ふと公園の端に目をやるとベンチに座り鳥と話している少女がいた


目隠しのようなものをしていて周りには沢山の鳥が集まっていてどこかしらファンタジーのお姫様を見ているような気分だった









それをジっと見つめていると私にやっと気づき









『え!?ちょ、人!?いつから、!?んぎゃ!!!』









ベンチから勢いよく立ったと同時に派手にコケる……
第一印象は慌ただしくて不思議な人だった

よくよく顔を見れば噂の狗巻の呪眼の少女で半べそをかいているその子に気づけば手を差し出していた









加「立てるかい?」



『………すみません、』



加「謝る必要なんてないよ。こちらこそ驚かせてしまってすまないね」



『い、いえ!すみません変ですよね、公園の隅で鳥に話しかけるなんてただの根暗ぼっちにか見えませんよね……はは………』



加「そうかな?君は耳がいいのだろう?だからこそ鳥の鳴き声でここに来る前の場所や種類を把握出来た」



『………!!!』









彼女は私の呪力に気づくと呪術師なんですか?と聞いてきた
私は自分が呪術師であること、嫡男として日々力を蓄えていることなどを話した









『加茂さんは凄いです!そんな大人たちを見返す為に、お母さんのためにそこまで出来るなんて尊敬します!私だったら絶対出来ないので、』









聞くと彼女は学校が終わると呪言の鍛錬があるため毎回少し遠いここに逃げてくるのだそう
ここなら誰にも見つからず耳を研ぎ澄ますことが出来るのだと微笑んだ









『呪言っていうのはやっぱり持ってうまれてくるものだから。それだったら自分が持ってるものを生かした戦い方をしたいなって思ってて』



加「いいんじゃないかな?君は君だけの良さがある」









そうですかね?と言って笑う彼女は心做しかどこかホッとしているような気がした



狗巻の呪眼使い、それだけでも惹かれるのに彼女のその笑顔や声に惚れてしまった
だからこそ京都高にAを勧誘した









もっと一緒にいたい、彼女を傍で見ていたい


共に成長したい、心からそう強く思ってしまったのだ

いつかの記憶で→←似たもの同士



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設定タグ:呪術廻戦 , 加茂憲紀 , 狗巻棘
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める(プロフ) - ハイキュー!!さん» コメントありがとうございます〜!更新頑張ります! (2021年2月24日 1時) (レス) id: 9aa3d5b17c (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー!! - 更新楽しみです☆待ってま〜す☆ (2021年2月24日 0時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:める | 作成日時:2021年2月23日 2時

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