九話 ページ10
「んっ……ふあぁ…。」
いつの間にか布団に寝かされていた。
きっと日番谷隊長だ。
でもなんだか、呟いていた気がするけど……まあいいか。
でも、あんな風に誰かにお母さんの話をすることなんてなかったから。
本音を言える人なんて私の周りには居なかったから…。
聞いてもらえて、とても嬉しかった。
こころなしか、少し軽くなった気がする。
そういえば、日番谷隊長どこに行ったんだろ…。
私が今いる、十番隊舎には……
ん?これが、日番谷隊長とかが言ってる、霊圧とかいうものかな?
行ってみよーかな…。
布団から起き上がり、その違和感のする方へ歩いていく。
すると、霊圧がフッと消えた。
? 「君か、尸魂界に新しく来た言う子は。」
振り向くと、そこには日番谷隊長と同じ銀髪の髪に細い目が特徴の男が立っていた。
そして、その男も隊長羽織を着ていた。
A 「だ、誰……?」
嘘。
知ってる。
私はこの男を知ってる。
? 「あれえ?覚えてへん?僕はあの時のこと、よう覚えてんねやけど。」
A 「嘘ですよ。覚えてます。確か………市丸ギン………でしたっけ?」
市丸 「覚えててくれてたんや?嬉しな〜。」
笑う。
この人の笑顔はわからない。
そして変わらない。
あの時と、何も。。
私は、どうやってこの人と会ったんだっけ……?
なんか、思い出したくもない気がするけど。
そんな事を思いながらも、私は記憶の中を探した。
この人との、時間を。。
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蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» 分かりました!ではこれからはそう致します! (2018年12月27日 16時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 私は名前を書いて欲しいです。 (2018年12月27日 16時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» すみません!いちいち書かなくてもいいかな、と思って書きませんでした。書いた方がいいな、と思った方はコメントしていただけると嬉しいです!更新頑張ります! (2018年12月27日 16時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 11話はみんなの名前が書いてませんでした?更新これからも頑張ってください! (2018年12月26日 21時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘇澳 | 作成日時:2015年7月5日 22時