参話 ページ4
あれ、私目を覚ましたんじゃ……？
……綺麗で、か細い声が聞こえる。
『早くわっちを見つけておくんなんし…』
その人は私に近づいてきた。
『お前様、彰子の匂いがする…そうか、お前様彰子の血縁か。』
彰子って、お母さん……？
どうしてお母さんが出てくるの？
すると、私の中のお母さんの記憶が流れて来る………。
嫌だっ……！思い出したくないっ！嫌……！
あんな、苦しい記憶……！！
私は耳を塞いでその場にうずくまった。
『怖がらないでおくんなんし……。わっちはただ、お前様にも彰子がやっていた事をして貰いたいだけなのでありんす。』
A 「聞かせて。お母さんがしていた事って何！？そして、あなたは誰！？」
『そこまで言うなら教えて差し上げんしょう。
彰子は現世と尸魂界を行き来して死神として戦っていたのでありんす。』
『そしてわっちは、彰子の斬魄刀。名は瑠璃千代、誠の名はは……瑠璃蝶。』
A 「瑠…………璃蝶……？」
どうしてこの名前が懐かしく思えるの？
この刀を使っていたのはお母さんでしょう？
苦しい。
苦しい…っ！
息が出来ない…！
『わっちの次の所有者は他の誰でもない、お前様じゃ。
お前様には、お前様の家にあるわっちを探して欲しいのでありんす。それでは、お前様がわっちを見つけたときに、また会いんしょう。』
瑠璃千代は消えて行った。
でも、私の心残りは……お母さん…。
どうしてそんなこと黙ってたのよ……。
やっぱり私が頼りなかったから…？
A 「どうして……どうして私はこうも、どうしようもないクズなのよ…」
日番谷 「大丈夫か！？……おい！？」
誰かは分からない声で私は涙の溜まった目を見開いた。
A 「……あなたは…私を助けてくれた…方ですよね…？ありがとうございました。」
日番谷 「いや、礼はいい。でも、驚いたな。俺達や虚共が見えたなんてな。しかもそのようすだと死神ってわけでもないんだろ？」
A 「え？？」
日番谷 「服が変わったこと気付いてたか？」
A 「ああっ！！本当だ……え、着替えさせたんですか……」
日番谷「はあっ？！！／／／そんな訳ないだろ！！」
凄い剣幕で怒られちゃった……でも、なんか…すっごい可愛いんですけど！！！
A 「分かってましたよ…ふふっ。」
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蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» 分かりました！ではこれからはそう致します！ (2018年12月27日 16時) (
レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 私は名前を書いて欲しいです。 (2018年12月27日 16時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» すみません！いちいち書かなくてもいいかな、と思って書きませんでした。書いた方がいいな、と思った方はコメントしていただけると嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年12月27日 16時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 11話はみんなの名前が書いてませんでした？更新これからも頑張ってください！ (2018年12月26日 21時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘇澳 | 作成日時：2015年7月5日 22時
