拾壱話 ページ12
「そこまでにしとけよ」
ふっと後ろを向くと学校で見慣れたオレンジ色の髪。
A 「一護……」
黒崎 「よ、A。お前真逆見えるとはな」
A 「えへへ…まずこの状況どうにかしてくれない？」
黒崎 「それもそうだな」
そう言うと一護は後ろに下げていた斬魄刀の柄を握った。
市丸 「ちょお、待ちぃ。僕こんなとこで二人相手すんのは無理やわ、堪忍やで」
A 「だったらどこへなりとも行って。私に構わないで」
市丸 「んん、構わないでって望みは叶えられそうにないけど……今日は帰るわ。日番谷隊長のとこ、行ってやり」
A 「ふん、言われなくても行くわ」
私は一護と一緒に瞬歩で日番谷隊長の霊圧を追った。
微かな霊圧を追い、着いたのはやはり十番隊舎の体調室。ノックをして扉を開くと、
日番谷 「………そんなに慌ててどうした、」
しれっと椅子に座っている隊長の姿。
A 「隊長………何でまどろっこしいことすんですか」
私は安堵してその場にぺたりと座り込む。
A 「市丸ギンめ……脅かすような事して…」
日番谷 「市丸……何かされたのか！」
急に隊長が立ち上がって私の方へ駆け寄ってくる。
A 「え、いや…されたっちゃされたけど、それは違うって言うか…」
日番谷 「……市丸には気を付けろ」
ぽん、と頭を軽く叩かれる。
A 「……はい」
何でうちの隊長はこういう事しれっとするかなぁ……
私だって女ですよ、どきっとしますよ
A 「って、そういえばどうして霊圧押さえ込んでたんですか」
日番谷 「あ？あぁ、少し気になることがあってな」
A 「……そうですか、」
母さんのことですか…？
私、聞いてたんですよ
______________
A 「やあぁあ！！」
木刀を振る。
相手の木刀が飛んでいって目の前に木刀を突きつけた。
隊士 「……っ、やっぱ強えな三席」
髪を翻して横に掃ける。
日番谷 「また腕を上げたか？A」
A 「隊長、こんなとこに珍しいですね？」
日番谷 「執務が片付いたからな」
A 「それなら！私のお相手して欲しいんですけど」
日番谷 「そうだな、一度も手合わせしてなかったか」
隊長は薄く笑って、木刀を手に取る。
A 「それじゃ行きますよ」
地を蹴って斬りかかった。
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蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» 分かりました！ではこれからはそう致します！ (2018年12月27日 16時) (
レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 私は名前を書いて欲しいです。 (2018年12月27日 16時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
蘇澳(プロフ) - 白銀水龍さん» すみません！いちいち書かなくてもいいかな、と思って書きませんでした。書いた方がいいな、と思った方はコメントしていただけると嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年12月27日 16時) (レス) id: e4a4be21c3 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 11話はみんなの名前が書いてませんでした？更新これからも頑張ってください！ (2018年12月26日 21時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘇澳 | 作成日時：2015年7月5日 22時
