emergency…132. ページ12
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「こことかここだったらいいよね？」
「……っ、ちょっ、」
指先をAのお腹、胸へとあて、ブラウスを捲り上げてお腹に唇をつけた。
「ここだったら何かの拍子で見えることもないだろう？」
「そ、う…っ、だけどっ…」
「Aの肌は白くて、綺麗だね」
「ちょ、…んっ……征く、待って…」
「待たない」
待たないじゃなくて
待てないが正しいんだけど。
ちゅう、と脇腹辺りに吸いつ、
「……っう！！」
こうとしたら、脇腹にスクリュー気味のパンチが入った。
僕が痛みに怯んだすきに、Aが僕の下からするりと身を抜けさせる。
「征くんの馬鹿っ！待ってって言ってるでしょ！？」
「……っ、はい…」
とりあえず痛い。
脇腹を押さえながらAに視線を向けると、Aは頬、耳を真っ赤にさせていて。
瞳は潤んでいて。
そんなに嫌だったのか。と肩が落ちそうになったところで、Aの声がリビングに響き渡った。
「部活で汗かいたから嫌なの！」
「……は？汗？」
「だから、お風呂入ってくるっ！」
乱れたブラウスの裾をぎゅっと握って、Aは期待させるようなことを言い放ったわけで。
「それって、お風呂上がりならいいってこと？」
「もうっ！いちいち、……聞かないでよ」
「……っ、」
どくん。
心臓が大きな音を立てた。
「……だから、お風呂出るまで、待ってて」
視線を彷徨わせるAからは見るからに恥ずかしさが滲み出ている。
「待ってるから五分で出てきて」
「五分？！それじゃ全然洗えないじゃん！」
「いや、むしろ、一緒に入っていい？僕が洗ってあげるから……いっ！」
Aは僕の脳天にチョップをお見舞いすると、「変態っ！４０分待ってて！」とプンプンしながらリビングを出ていってしまった。
今日のAは凶暴だな。
ま、僕が全般的に悪いんだけど。
チョップされた頭を摩り、時計を見る。
まだ二分しか経ってない。
四十分て長すぎやしないか。
とりあえず落ち着こうと思いつつも、リビングをうろうろ歩き回って、時計を三十秒間隔で確認していたのは言うまでもないだろう。
というか小太郎。許すまじ。
「ううっ……やっべ。マジ寒い」
「お前な、マジで移すなよ？移したら足の小指めがけて英和辞典落とすからな」
「ちょっとは心配してよぉ……しかもそれ地味に痛いやつじゃん」
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輝良@逆撫(プロフ) - エルさん» え、私、かなりゲスいよ!?(笑) (2014年10月25日 1時) (
レス) id: c55524cef5 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 梨乃さん» こちらにもレスくださってたんですね！ありがとうございます(o^^o)ファイナルで吐血してもらえるかなぁ……どうだろうか。うん、頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2014年10月24日 22時) (レス) id: 5c16d73fbb (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 輝良さん» 心ちっとも綺麗じゃないよ(^^;;ドス黒いよマジで……輝良のほうが心綺麗そうなんだけど（≧∇≦）？！ (2014年10月24日 22時) (レス) id: 5c16d73fbb (このIDを非表示/違反報告)
梨乃 - 良かった、良かった(＾∀＾*)もう、終わりですかぁ…早いですね〜… どんどん吐血させちゃって下さい!!←笑最後!!頑張って下さい!! (2014年10月20日 23時) (レス) id: ea0d077b73 (このIDを非表示/違反報告)
輝良(プロフ) - エルさん» 名前はね(笑)エルの名前って天使みたいで可愛いし、心の綺麗な人っぽいから可愛いと思う！← (2014年10月20日 22時) (携帯から) (レス) id: f272c0973e (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kakeru00/ 作成日時：2014年10月10日 21時
