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第4話 ページ5

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Aside



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カーテンの隙間から差し込む強い日差しを感じ、体を起こすと時計の針は12時を指していた




昨晩は長い間カカシのことを考えていて、眠りについたのはおそらく明け方





お腹がグウウとなっているが冷蔵庫の中身は何もなく、とりあえず水道から水を汲み喉を潤す




ただただ昨日の現実をぼやかすように顔を洗い、髪を整えるも目元の腫れはおさまらず、酷いものだった







不意にコンコンとドアをノックする音が聞こえ、急いで玄関を開けると、そこには昔から懐いてくれていた可愛い後輩、イタチの姿があった







イタチ「お久しぶりです。Aさん」



『わわ!久しぶり!身長大きくなったね、もう私より大きいんだね〜!』




3年前は私より小さかったのに、今目線はイタチの方がもう高い。イタチはまだ伸びるのですぐ抜かしますよ、なんて表情をしていた




イタチ「Aさん何かありましたか?目が少し腫れてる」




自然と伸びてきたイタチの細い手は私の目元に微かに触れた。相変わらずの冷たい指に体がびくっと震えてしまい、いきなりそんなことをしてくるもので恥ずかしくなり顔を背けることしかできなかった



『だっ大丈夫だよ。ちょっと木ノ葉が懐かしくて……』



そう言い訳をするも、心臓がバクバクと鳴り止まない。昔は子供だと思っていたのに急に大人になられるのも困る
 



6歳下に何をやっているんだか……





イタチ「母さんがAさんの家に何もないだろうからっておにぎり作って持ってきたんだけど食べますか?」



『ミコトさんのおにぎり!ありがとう、私大好きなの』



イタチ「実は俺の分もあって……天気もいいので外で食べませんか?」




家に篭っていても昨日のことを思い出すだけなので、いいよ、とイタチに返事をし、その後をついて行った

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設定タグ:はたけカカシ , うちはイタチ , うちはサスケ   
作品ジャンル:アニメ
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かな(プロフ) - とても好きな世界線です…‼︎応援しています! (2022年4月14日 7時) (レス) @page4 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツ | 作成日時:2020年10月16日 18時

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