Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ4)

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Credit ページ4

MSans side

「……それで、そのクロスって奴を監視すればいいんだよな？」
Nサンズ「ずいぶん偉そうな言い方だな。」

俺がナイトメアの言ったことを復唱すると、ナイトメアは不服そうにそう言った。

Hサンズ「…聞いた感じ、俺らに利益があるとは思えねえ交渉だが。そこらはちゃんと考えてんのかよ？」

そんなナイトメアをバッサリ切り倒すような口調でホラーが続ける。
ナイトメアは、大きくため息をつき、「もちろんだとも」といった。

Nサンズ「お前らは元のAUへの帰還が目的なんだろ？
クロスの監視は、直接的にではないがいずれはお前らの目的の役に立つ。エックスガスターのしっぽを掴むには、クロスの監視が必要不可欠なのさ。」

やたらとドヤ顔でそう言うナイトメア。
すると、今まで黙っていたキラーが唐突に口を開いた。

Kサンズ「…クロスは、エックスガスターの仲間ってことでいいの？殺しちゃっていい相手なの？」
チン＿＿とナイフの金属音が響き、キラーの手にナイフが握られる。

その様子をみたナイトメアは、慌てんばかりに首を振った。

Nサンズ「やめとけ、殺人には向かない相手だ。AUごと破壊されちゃこっちの身がもたねえよ。」

ナイトメアによると、エックスガスター陣営は洗脳により支配される戦闘集団“ロイヤルガード”が主な種戦力となっているそうだ。もともとは団員だったサンズが、裏切りを起こし逃げ出した後の姿がクロスの正体らしい。
エックスガスターがどのようにAUを荒らしているのかは未だわからないそうだ。無論、その目的も一切不明である。

Nサンズ「ま、乗るか乗らねえかはお前らにゆだねる。最悪俺が世界つぶしてまで自力で倒してやるから、人員には困ってねえんだ。」
ナイトメアは溶け落ちる黒い物体を滴らせながらにやりと笑った。そして、「またな」と黒い物体へと溶け落ち、やがてそれも見えなくなった。

乗るか乗らないか、か…。

正直俺は迷っていた。こいつは本当に信用していい相手なのかと。

言っていることが信用できないわけでもないし、なにか怪しい部分があるわけでもない。
ただ、何か“裏”があるような気がしている。

今はパピルスという相談相手もいない。
誰か、信用できるような相手に相談でもしたいものだが…………。

「…………！フリスクだ。」

早速俺は、ホラーとキラーに提案して、フリスクに相談しに行くことにした。