Murder time!!!!!【UndertaleAU】 (ページ23)

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Betrayal Ⅲ？ページ23

MSans side

「…どういう、ことだよ………！？」

白い空間に浮かび上がるモニターに写った2つの影。

A「どうして、お前が………………。」

その片割れに、慣れはあったが見覚えはなかった。

A「…………Epic!Sans……！！」

Aはもちろん知っているようだ。
…ただ、この驚き具合からして予想外のことが起きたというのは安易に想像できた。

「……こいつも、別のAU……Alternate Universeの俺ってこと、だよな。」

俺が恐る恐るそう尋ねると、Aは全身を小さく震わせながらコクリと頷いた。

A「……Epic!Sansは、オメガタイムラインにいたはずだ…どうやって、……どうしてここに来られたんだ。」

Aは聞き覚えのない単語をつらつらと重ねている。

Hサンズ「……そもそも、どうしてキラーがここ(セーブ画面)から抜け出せたんだよ。この世界を渡航できんのは限られたサンズだけなんだろ？」

ホラーが顔を引きつらせながらそんなことをいう。

A「……………そういえば、この部屋は…。」

Aは、何かを思い出したかのようにピンと指をたててモニターに向けた。

A「…………ink!Sansか…！！」

思いもよらない人物の名に、思わず俺は飛び上がった。…ホラーも同じ反応だ。

A「…奴は自身のインクを使ってAUを渡航している。そしてこのモニターに写っているKiller!SansとEpic!Sansのいる空間は、かつて“Ink!Sans”となる前の奴のいたAUだ。
……ここで奴が一枚噛んでいるとは…。」

Aが悔しそうに歯を食いしばる。

………インクサンズ。
…彼にできないことはないのだろうか。
それこそ、“神”と名付けるべき存在。……俺達は対抗できるのだろうか。

Kサンズ『……ここに、連れてきてる。』

当然、モニターからキラーの声が響きわたった。
……連れてきてる(・・・・・・)？

A「………フリスク…！？」

キラーがエピックに向けて差し出した『それ』。
……それは、

自立している(・・・・・・)フリスクだった。

フリスク『………用があるなら早く済ませてよ、エピック。』