Parent-child quarrel ページ19
XChara side
「…どういう、こと？」
ボクは、追いつかない思考をとりあえず置き去りにして頭の中のクエスチョンマークを打ち消すことにした。
Xアズゴア「あ………ああ…キャラ………！！」
いや、聞けよ。
「……っどういうことかって聞いてんの！！
ボクは死んでないっ！死んだことなんてないんだ！」
難聴のパパ(？)に向かってとにかく大きな声で呼びかけた。
Xアズゴア「………っ、キャラ…？
…お前は、私の記憶では確かに死んでいた。……病気だった。アルフィーの手によっても助からない、未知の病。」
……病気？
ハッとした。
まさか、あのクソ科学者。
生み出したものの“記憶まで造り替えている”のか…！
「…クソっ…………！！」
Xアズゴア「…お前は、きっとキャラじゃない。そうだ、絶対にそうだ！！
見た目はキャラに瓜ふたつ…。だが、私の知っているキャラはもっとおとなしい子だった…！！」
ああ、完全にいいようにされてる。
どこまでいってもクズはクズだ…アンタを見ててつくづく思うよ。
「……エックスガスター……っ！！！」
Xアズゴア「私のキャラを返してくれ！！！」
持ち慣れた赤いナイフを大きく振りかぶった。
＿＿＿カキンッ！！
硬いものがぶつかり合う音。……パパの槍、か。
「…こんなに激しい親子喧嘩は初めてだ…っ！……ふふっ、沢山楽しまなきゃね！！」
そうして、ボクのナイフとパパの槍は大きな火花を幾つも生み出すこととなった。
…後ろに隠れていた、何者かにも気づかずに。
UTサンズ「………やれやれ。
別世界はもう懲り懲りだな………へへっ。」
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まどれーぬ。(プロフ) - わ、わああああ (2022年10月4日 12時) (
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作者名：ベクトル | 作成日時：2022年9月27日 4時
