検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:15,494 hit

第五十三話【猫木璃夢】 ページ4

ザシュッ…

「んっ…。」

顔に付いた反り血をハンカチでふきながらため息をこぼす。
一通り終わったかな…
辺りを見回すと思っていた以上に血が飛び散っていて思わずぎょっとしてしまった。

「樹兄さっきの続きしたい…あ。」

寝てる←
いや、さっきの戦いで相当の体力使ったから当たり前か…。
樹兄との戦いはあとにして、雑魚はほとんど死んでるから…まぁとりあえず…

「…強い人を殺しに行こう。」

強い人と殺ろす。それが本来の目的。まあ、順位をあげるためでもあるのだけれど。

「……。」

五感を研ぎ澄ます。五感は一般人並みだが嗅覚や味覚は良い自信がある…多分。
-数分がたった-

どうやら近くに敵はいないようだ。先に進もう。ここで敵を待っていてもこないかもだし…。
そういえば、さっきから気になっていたけど…奥の方で声?がするような?
耳をいくらすましても聞き取れない…。敵であることは確かだし…うーむ…。

「…行ってみるか♪」

そう小声で呟き声がする方へ向かった。

ついてみると見覚えのある2人の男?…(多分強い人達)が目に入った。

「…むぅ。」

名前が出てこない。誰だっけ…確か…えーと…と、茂みに隠れながら考えていると突如叫び声が響いた。

「…!?」

びっくりして視線を戻すと一人の少年の心臓が細い手のようなものに握られていた。
何あれ。
相変わらず殺気は消えないままだが私は少しだけ恐怖という感情を感じとっていた。
このままビビっていても仕方がない。どう殺そうか考えなければ。あと、なんの花を食べようか考えなければ…←

第五十四話【血咲災禍】→←第五十二話【藍原寧】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:小説 , 募集中 , 超能力研究開発都市 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 続編いきます (2016年10月14日 10時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 終わりましたぁ (2016年10月11日 0時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新しませう (2016年10月10日 23時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
影谷クロ(プロフ) - どなたでもいいのでパスを教えて下さい (2016年7月27日 23時) (レス) id: a8d74e6ef2 (このIDを非表示/違反報告)
璃音(プロフ) - 終わり (2016年6月23日 9時) (レス) id: f448c03481 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:参加者の皆様 x他6人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年2月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。