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「…誰だテメェ」
「それはこっちのセリフだ」
バーンと翠兄さんが睨み合う姿が目の前に映る。
「！？」
力が抜けて身体が倒れる。
が、僕は倒れることはなかった。
「顔真っ青だよA」
「空…っ」
「彼奴、Aの知り合い？」
「昔、少しの間お世話になった施設で知り合った人だよ。…もう何年も前になるけど」
倒れそうになった僕を支えてくれたのは空だったようだ。
いつもより低い亜久の声が、僕に質問を投げる。
「
「剛兄さん…！あ、そのボールは…」
「ああこれか？さっき翠のやつが蹴って、あの少年が蹴り返したボール」
「じゃあさっきの必殺技は、剛兄さんだったんだ！」
「へへっ、まあな」
ボールを持った剛兄さんが、僕の後ろに立ってそう言った。
振り返れば、そこには懐かしい皆が。
「っふん！グラン！お前も手伝え！！どうせ最初からAを入れる気だったんだ！連れて行っても問題ねェだろ！？」
「…そうだね。と言いたいところだけど、『まだ』だ」
バーンの言葉にグランはそう答える。
…グランの放った『まだ』という言葉が気になる。
「俺は必ず君を迎えに行くよ。…Aちゃん」
そうグランが口にした瞬間、辺りが眩しい光に包まれる。
その光が晴れた後には2人の姿はなかった。まるで、最初からいなかったかのように。
・
「で、A。この人達は」
「前に言った、僕が作ったチームのメンバーです！」
バーンとグランがさって少し経った頃。
僕は雷門イレブンの皆に、僕のチームを紹介する。
「宇宙人と戦ってるんでしょ？テレビでやってたよ」
「勿論、Aもばっちり映ってた！」
「“光の天使、再び舞い降りる！”…ってキャッチコピー付きでな」
「ぎゃああああっ！？」
上から心兄さん、萄兄さん、音也兄さんがそう話した。
やっぱり僕の紹介はそうなってたのか…！
「貴方たちが、Aの作ったチームのメンバーね」
「あんた誰」
「ちょっと修仁兄さんっ。…今僕が所属しているチームの監督で、僕が昔お世話になった施設で知り合った人。ほらっ、前言ったでしょ？」
「あー、そんなこと言ってたような…」
修仁兄さんに瞳子姉さんを紹介する。
しかし、久しぶりだなー…。修仁兄さんの塩対応。
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恵野(プロフ) - 銀世界の姫騎士 レオさん» コメントありがとうございます。私の気分で更新するかしないかが決まってしまうのですが…汗 ありがとうございます！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - すごく面白いです！これからも、無理せず頑張ってください！^^* (2020年3月11日 21時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 聖ニャンさん» コメント遅くなりすみません…！汗 励みになります！ありがとうございます嬉涙 (2020年1月16日 17時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
聖ニャン(プロフ) - 凄く面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年12月24日 23時) (レス) id: 69449d120b (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 水琴さん» コメントありがとうございます。更新は不定期ですが、宜しくお願いします！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 6bb0d67502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2019年11月4日 12時
