死に救済は……【Dead by Daylight】

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『なんだ、意外に綺麗なんね』


ガララララッとお風呂のドアを開けると、意外に綺麗だった。
ほら、よくホラーゲームである「血のお風呂」とか、そういうのだと思っていた。

だからもう霧の森を出て銭湯にでも行こうかと考えていたが…………………

案外綺麗で安心した。
シャワーの水も安全に出るし、問題はないな！


「あの………」
『きゃああああああ！』


湯舟から声がして私は水の入ったバケツをそっちに投げつける。
なんなのよっAちゃんは安心してお風呂にも入れないわけ〜！？


『でっ出てってよ！だいたいいつからいたんじゃこの変態！！』
「も、もう30分くらい前かな………」
『………？』


30分前？
それって私より前にもいたってこと………

…………………………………え？？


『っていうことは……気が付かない私が勝手に入ったってことですか？』
「ん〜……そ、そうだね」


……………うっそ！


『ご、ごめんなさいーーー！！い、今すぐ、今すぐ出ますっ！！』
「いいやいいよ。ここはレディーファースト」


すると足音が聞こえてそのひとは出て行ってしまった。
あー怖かったよぉお母さん〜〜〜！


「さっき風呂場から叫び声が聞こえたが………なにかやらかしたのかレイス」
「や、やだなぁハーマンさん。なんにもしてませんよ」

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