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とうとう家の前までついてしまった。
ごくりと唾を飲み込み、身構える。
大丈夫だ、気にすることない。
後ろに皆さんがついている。
私はぐっと握り拳をつくり、家の門をくぐった。
インターホンを押すと使用人が出てくる。
私です、と声を発すると驚いたような声を漏らし、鍵を開けますので待っていてください、と言われた。
ガチャリと遠隔操作で鍵が開く。
インターホンから使用人の声がして、母の部屋に行くように言われた。
入りましょう。と促し団員を連れて家に入った。
「…私です」
母の部屋にノックをすると、「入りなさい」と声が聞こえた。
ドアノブに手を掛けた時、何かを思い出したように振り返る。
「…あの、皆さんは…」
キドさんが能力を使っている限り、まあ姿は隠し通しているみたいなのだが、
母の部屋に入るか、ここで待機か。
「…ついて行ったほうがいいっすよね」
セトさんが優しく微笑む。
それを見ると明るい笑顔でマリーさんが私の手を握った。
「そうだよね！Aちゃん、一緒に…」
一緒に行こう。
きっとマリーさんは私にそう言おうとしたのだと思います。
だけど、それはシンタローさんの気だるげな声にかき消された。
「あっそ。俺はここで待ってるから」
びく、と肩が動く。
彼は今何を考えているのだろう。
エネさんが携帯の中から叫ぶ。
「ご主人！貴方なんてことを…」
そんなエネさんの言葉を面倒臭そうに聞くが、すぐに無視して私の目を見つめた。
「…お前を手伝うって言ったけど、それはここまでだ。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
今日のラッキーパーソン
カノ、キド、セト！ラッキー今日は孤児院ぐｍ((
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かたのつむり@2(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年4月15日 21時) (
レス) id: e0182ca457 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白くていい話だと思います！更新頑張ってください (2016年4月8日 12時) (レス) id: ec3155cc56 (このIDを非表示/違反報告)
かたのつむり@2(プロフ) - 波奈さん» レスが遅くなり申し訳ありません、かたのつむりです！ありがとうございます！悲しくなるようにがんばってみました！ (2015年12月20日 7時) (レス) id: e0182ca457 (このIDを非表示/違反報告)
波奈(プロフ) - 1話から悲しい…(´・ω・｀) (2015年7月25日 19時) (レス) id: cbbfcd8a4d (このIDを非表示/違反報告)
かたのつむり(プロフ) - ほのほのさん» 笑ってくれてありがとうございます！結構な自己満足作品なんですけどねこれｗ (2014年6月1日 20時) (レス) id: 62ae42449c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かたのつむり | 作成日時：2014年1月12日 20時
